まつなる的雑文~光輝く明日に向かえ

まつなる兄さんのよしなしごと、旅・町歩き、野球等観戦、寺社巡りについて書きます。元・JR全線乗りつぶし達成者です。

第3回四国八十八所めぐり~四国アイランドリーグ観戦(徳島対香川@オロナミンC球場)・前

2016年09月18日 | 四国八十八ヶ所
前日の行程もそうだし、この日のこれからの行程もそうだが、カテゴリ「四国八十八ヶ所」に入れたものかどうか迷うところである(ブログの設定で、カテゴリが一つしか選べないので)。ただ、八十八所めぐりが第一の目的であることからこちらに含めることとする。

9月11日、四国アイランドリーグ観戦のために鴨島から鳴門に移動する。9時21分発の徳島行きで出発する。ここから徳島市内へのルートは、四国札所でいえば第13番大日寺から第17番井戸寺までをカバーする。次に来る時は、これらを1グループとして回ることになる。

蔵本は、徳島インディゴソックスが主に使用するJAバンク徳島球場の最寄駅である。徒歩10分というのは地方球場のアクセスとしては恵まれているところである。「こだわる。」という、チームスローガンの幟も立てられている。こちらの球場は以前に独立リーグ日本一決定戦の観戦で来たことがある。その当時はBCリーグのほうに注目していたので、対戦相手だった石川ミリオンスターズを応援。その試合で石川が勝ち、初めてBCリーグのチームが日本一になった瞬間を目の前で観ることができた。距離で言えば四国のほうが近いのにここ数年観戦しておらず、これも一つのプロ野球として、あるいは四国の人たちの楽しみの一つに触れるとして、八十八所めぐりで四国を訪れるのに合わせて球場を訪れようというのが、私の八十八所めぐりでの「こだわる」。

徳島の一つ手前の佐古で下車する。ここから高徳線~鳴門線直通の鳴門行きに乗り換える。結局今回の旅では、徳島中心部は素通りする。帰りは高速鳴門から高速バスで戻るので、前日の岡山~阿波池田回りと合わせた「循環ルート」である。

初めての八十八所めぐりだった7月には蓮の花が咲いていたのが、この9月にはレンコンの収穫時期だろうか。泥田に入って作業している人がいる。全く関係ないが、民進党の代表に蓮舫氏が選出され、幹事長に野田前首相が任命された時、野田氏は「蓮を支える蓮根になる」と抱負を語ったそうだ。確かに蓮の花や葉はきれいだが、その下というのは泥田である。どじょうの次は蓮根と、どこまでも泥臭いのをキャラにする野田氏である(野田氏の人柄はいいとしても、このタイミングで幹事長にせざるを得ないとは、民進党も人材がいない、育っていないのかなと思うが、それはまた別の話)。

池谷から鳴門線に入り、10時42分、終点の鳴門に到着。完全な行き止まり式の駅である。駅舎は昔の国鉄型という感じだが、空間には売店すらなくガランとしている。今はリュック、金剛杖の他に着替え等を入れる旅行バッグを持っているが、コインロッカーもない。ただここで窓口で目についたのが、手荷物預かりの案内。1個410円とある。金剛杖は球場に持っていくとして、旅行バッグだけ預かってもらう。「18時50分までに戻ってきてください」と言われるが、それは大丈夫だ。一応は観光の玄関駅を名乗っていて旅行者の利用もあるだろうから、こうしたサービスは安心する。

球場へは徒歩23分という案内がある。バッグを預けたので軽い感じである。中心部から撫養川沿いに差し掛かると、遠くに球場の照明塔も見える。地方球場にあっては、駅から徒歩23分というのはまだ近いほうに思う。

その途中でふと見かけたのが「中華そば」の看板。「いのたに」とある。徳島ラーメンの名店の一つである。ここにあるのは支店ということか。球場ではあまり食事は期待できず、コンビニで何か買ってから行こうかと思っていたが、ちょうどいいところに昼食スポットが出てきた。試合開始まで時間はまだまだあるから、先に食事とする。

カウンターでまず食券を買って長机の席に座る。店内には有名人のサイン色紙もズラリと並ぶ。いただいたのは中華そばに玉子をトッピングした一品で、とんこつ醤油が基本の徳島ラーメンにあって、こちらは醤油の味が勝っている印象である。それがしつこくない感じで美味かった。

かつては水運で賑わった撫養川を渡り、鳴門総合運動公園に着く。ここは鳴門・大塚スポーツパークという名前がつけられている。大塚といえば、あの大塚製薬である。地元企業による全面支援ということか。これから行く野球場は「オロナミンC球場」だし、徳島ヴォルティスの試合も行われる陸上競技場は「ポカリスエットスタジアム」、体育館は「アミノバリューホール」、武道館は「ソイジョイ武道館」と、それぞれの商品名をかぶせているのが面白い。ただ一方で、大塚製薬の自販機が見当たらないし、入場した後の臨時売店でポカリスエットを売っているわけでもない。この辺りはいろいろな「同業他社」との兼ね合いがあるのかな・・・と思う(注:四国アイランドリーグの公式スポンサーには、四国コカ・コーラとアサヒビールが名を連ねている)。

この日は徳島インディゴソックス対香川オリーブガイナーズの後期9回戦。徳島銀行のスポンサーデーであり、徳島県警察による「特殊詐欺防止キャンペーン」も行われている。入口では徳島県警の吹奏楽部による演奏や、啓発パンフレットやうちわの配布がある。

球場に入る。これから何枚か画像もアップするが人物が非常に小さいのはお許しいただきたい。持参のカメラが従来よりも小型のものだが、遠くのものを写すのには力不足であるというのに今回改めて気づいた次第である(写真よりも肉眼ではグラウンドは近く見える)。

ここで一旦、カバーに入れていた金剛杖を引っ張り出す。とりあえず球場に来て、一つのミッション達成ということで。球場に金剛杖を持ち込む奴はそういるものではないが、まあ、近くには第1番の霊山寺もあることだし、「そういうところも回ってきた後」ということで見ていただければ。別に誰からも何も尋ねられなかったが。

試合前には両チームの監督、コーチ、選手が一人ずつ紹介される。徳島の監督は日本ハム、近鉄で選手として活躍し、その後コーチ、台湾プロ野球の監督なども経験した中島輝士。そして香川の監督は、カープが前回優勝した25年前のチームで4番を務めていた西田真二。西田監督も愛媛、香川と監督歴が長く、これまでNPBに選手を送り込んできた実績がある。カープが低迷していた時期に、「この人を1軍監督にしてもいいのでは?」と思ったこともある。三塁側からは西田監督の現役時代の応援歌も流れる。

徳島には注目の選手がいる。張泰山(チャン・タイシャン)。台湾プロ野球の「至宝」と称されており、台湾プロ野球初の2000本安打を達成し、通算本塁打・打点も歴代1位。オリンピックやWBCでも活躍した選手である。ただ昨年シーズン後、40歳を迎えることもあり球団からはコーチ就任を打診されたが、まだまだ現役にこだわるとしてこれを固辞した。台湾他球団からのオファーがなかったところで、台湾の統一で監督をしたこともある中島監督から誘いがあった。徳島としても長打力のある選手がほしかったのと、やはり話題性である。四国アイランドリーグの試合を観戦した人のブログなどでは、徳島の球場にわざわざ台湾から追っかけてくるファンもいるとある。この試合でも「張泰山、全塁打!!」と叫んでいた台湾からの旅行者らしい客がいた。

四国アイランドリーグ、BCリーグとも選手を受け入れる幅が広く、元NPB、メジャー経験者も来れば、こうした台湾の至宝もあり、また野球がほとんど普及していない国出身の選手が在籍することもあり、結構面白い。昨年までバファローズにいたイタリア出身のマエストリも香川にいたし、今季香川から徳島に移籍したゾーゾーウーという投手はミャンマー出身である。BCリーグにも昔ジンバブエの出身という選手がいたような。

さて試合だが・・・例によってここまで長文となったので、いったん区切って次の記事にて・・・。
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