まつなる的雑文~光輝く明日に向かえ

まつなる兄さんのよしなしごと、旅・町歩き、野球等観戦、寺社巡りについて書きます。元・JR全線乗りつぶし達成者です。

第15番「誓願寺」~新西国三十三所めぐり・30(新京極)

2017年04月21日 | 新西国三十三所
六角堂から東に六角通を歩く。ふと、「まるたけえびすにおしおいけ~ あねさんろっかくたこにしき~」というフレーズが頭によぎる。京都の通の名前を北から順番にわらべ歌風に並べたものである。京都では昔から当たり前のように唄われていたそうだが、私がそれを知ったのは昨年の年末。京都方面の挨拶回りで上司を横に乗せてクルマを走らせていたときに、「こんな歌知ってるか?」と言われて聞いたのが「あねさんろっかくたこにしき」。その上司は大阪出身なのだが、たまたまある期間京都勤務だったことで「京都のもんがバカにしよるから、必死に覚えた」とのこと。

東西の六角通が南北の寺町通と交わるところが三角コーナーになっていて、待ち合わせか暇つぶしか、多くの人がベンチに座っている。ここが京都での繁華街の一つである新京極。そしてその奥にあるのが誓願寺である。アーケード街に面した寺というのも驚きだが・・・。

誓願寺は元々は天智天皇の勅願寺で、奈良時代は興福寺の傘下にあったのだが、いつしか京都に移り、浄土宗の寺になった。豊臣秀吉の政策で寺町通に移り、広大な敷地を持っていたが、明治の廃仏毀釈で多くを手放した。その跡にできたのが新京極の商店街だが、ひっそりしつつも今でも要の一等地に構えているなという印象である。本堂がコンクリート造りとかいうのはどうでもいい。こうした商店街に昔からの寺が残っていること自体が歴史である。

で、靴を脱いで畳敷の広間に入ると、浄土宗ということで正面には立派な阿弥陀如来像が本尊として安置されている。新西国というのは観音霊場では?・・・と思うが、本堂の右奥に十一面観音が安置されているのを見る。「一言観音」として親しまれていて、それが新西国に選定された形である。新西国には、本尊は別の仏だが、境内のどこかに特徴的な観音があれば、観音霊場として認められている札所が結構ある。ここは広間の畳に正座しておつとめである。

納経帳に朱印をいただき、再び人出で賑わう新京極に出る。これで西国、新西国を絡めた4ヶ所のお参りが完了。それぞれが特徴ある寺院であった。いや、京都にはもっと様々な寺院、神社があると思うが。

忘れそうになったが、新西国は次の札所選びが待っている。くじ引きの選択肢は・・・

1.龍野(斑鳩寺)

2.西神明石(太山寺)

3.福崎(金剛城寺)

4.比叡山(横川中堂)

5.大阪(太融寺、鶴満寺)

6.高槻(安岡寺、神峯山寺)

・・・お気づきの方がいるかどうかわからないが、選択肢を一つ増やしている。以前に訪れた福崎の金剛城寺である。その時はまさかの寺の人不在で、納経帳が白紙のままである。訪れたことは確かでもその証がないので、このままでは満願とならない。いずれは出直さなければ。

そして出たのが「6」、高槻の山に挑む形だ。いずれも初めて訪れるところで、どうなるか。

誓願寺を後にして繁華街を歩くが、どこも一杯。以前、錦市場の中で訪れた居酒屋を目指すが、外国人客も多数並んでいて断念した。そのまま四条通に出て、河原町から阪急で大阪に戻る。

これで新西国も30ヶ所目に到達した。残りについても「行ってよかった」と思えるようにしたいものである・・・。
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