まつなる的雑文~光輝く明日に向かえ

まつなる兄さんのよしなしごと、旅歩き、野球、寺社巡りを書きます。頼りなく豊かなこの国に、何を賭け、何を夢見よう?

第12回四国八十八所めぐり~松山での第2夜、ちょっと話は脱線しますが・・

2017年10月25日 | 四国八十八ヶ所
15日は伊予灘ものがたり、内子町と来て、伊予市まで戻ってきた。ここで下車したのは、伊予鉄の郊外電車の郡中線に乗るためである。ここでも行きと帰りでルートを変えてみる。こちらは15分に1本の頻度で走っているし、電車は元京王の車両とはいえ都市型である。また伊予鉄には独自のICカードもある。地元の足として根付いている感じがする。沿線も、予讃線に比べれば住宅の数が多いように見える。

25分ほどで松山市に到着。郡中線、高浜線、横河原線が集まる中心駅で、駅としては松山駅より近代的である。駅の真上はいよてつ高島屋百貨店もある。

まだ時間があるので、松山城とか坂の上の雲ミュージアムにでも行こうと思えば行けるが、雨も降り続いているし、また次回も松山に来るのでその時に取っておくことにする。しばらく百貨店の中の紀伊国屋書店で過ごし、市内電車で松山駅に移動する。これで、松山から伊予大洲までを8の字の形で回ったことになる。

向かったのは前日と同じ駅前の喜助の湯。雨に降られたので人心地つく。また、休憩の広間でやっていたのが、クライマックスシリーズのセ・リーグファーストステージ、阪神対DeNAの第2戦。あの、甲子園球場のグラウンドが田んぼのようになった中での試合である。ここのテレビで見たときはまだそこまででもなく、試合も阪神が優勢だったが、この後エラいことになった試合である。

いずれもドーム球場で順調に日程が進み、ソフトバンクが優勝チームの底力を見せて勝ち進んだパ・リーグに対して、セ・リーグのクライマックスは雨がいろいろ影響した。ファーストステージは最初「最悪全試合中止で阪神が不戦勝」ということも言われていたが、田んぼの中での1戦をDeNAが取ったことで、いい意味で吹っ切れたのだろう。阪神に連勝して広島に挑む。第1戦が雨のため5回コールド負けだったが、台風にともなう雨で2試合順延となったのが休養と投手陣の再編成につながった形になった。広島に4連勝で日本シリーズ進出となった。その「下克上」のきっかけになった田んぼの試合を松山のテレビで見たというのも、四国めぐりの思い出の場面になりそうだ(日本シリーズは、やはりパ・リーグのファンとして、ソフトバンクに頑張ってほしいが)。

話の脱線ついでに、独立リーグの日本一を決めるグランドチャンピオンシップにも触れておく。元々、松山での開催を期待してこの14日から来たわけなので。

全5戦、先に3勝すれば日本一で信濃と徳島の対戦となった7日、8日の長野での試合は、第1戦が信濃、第2戦が徳島が勝った。そして舞台を徳島に移した14日の第3戦は徳島が3対0で勝利して王手となった。

しかし、この15日、そして翌16日と2日続けて雨天中止。17日の第4戦は信濃が1対0で勝って2勝2敗。最終戦第5戦も1点を争う試合で、2対1で徳島が勝利した。こちらも2日連続中止は初めてではないだろうか。

なお、ドラフト会議は26日。独立リーグからどのくらいの指名を受けるか楽しみである。

・・・話が脱線したところで、夕食とする。この日もホテルサンルートの周りということで、ホテルの裏の「ぶらぶらある記」に入る。魚や郷土料理もあるが、普通に焼き鳥もあれば激辛の上海赤もつ鍋というメニューも出る。平日なら地元のサラリーマンが来そうな感じの店で、大衆的な感じもする。

鯛やヒラメの造り、鶏皮焼きなどを楽しむ。個人的にはホッピーがあったのはよかった。店員が中と外を別に持ってきたが、その場でビンに入った外を全部注ぐ。そこは自分で調節しながら、中と外のおかわりを繰り返すのがホッピーの面白さだと思うが、まあ、店の流儀なら文句は言わない。美味しくいただいた。

最後は鯛めしを注文。釜飯スタイルで、出来上がった状態の釜で来たが、これはこれで悪くない味だった。ここも、同じ鯛めしで南予・宇和島流か、東予・瀬戸内流か両方置いている。松山なら、複数人で来れば一度に両方が楽しめる。

この後はホテルに戻り、田んぼの試合の中継を最後まで観て早めに寝る。翌16日は貴重な休暇をいただいての最終日で、乗り鉄、呑み鉄への代替はできない。札所を回り、次につなげるようにする。さて天気はどうなるか・・・。
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