まつなる的雑文~光輝く明日に向かえ

まつなる兄さんのよしなしごと、旅・町歩き、野球等観戦、寺社巡りについて書きます。元・JR全線乗りつぶし達成者です。

第3回四国八十八所めぐり~四国アイランドリーグ観戦(徳島対香川@オロナミンC球場)・後

2016年09月18日 | 四国八十八ヶ所
鳴門・オロナミンC球場での試合観戦。徳島・卯名根口(うなねぐち)、香川・田中の先発で始まる。

初回、香川先頭の井戸川はレフトフライ。するとここでマウンドに内野陣が集まる。何事かと思うが投手交代。先発して一人で交代とは、何かアクシデントでもあったのか。ただ、野手やコーチも血相を変えてマウンドに集まったという感じでもなく、元々何らかの理由であらかじめ一人で交代というのがあったのかもしれない。

次いで登板したのがブランセマ。こちらは先発要員であり、実質この投手がこの試合の先発と言っていい。豪快なフォームからバシバシ速球で押してくるが、死球とヒットで二死二・三塁のピンチを迎える。ここは5番・宗雪を空振り三振に切って取る。

1回裏の徳島の攻撃は、2番の陳品捷(チェン・ピンジェ)の二塁打と橋本の四球で一死一・二塁として、4番の小林がライト前にタイムリーを放ち1点先制。ここで5番に台湾の「至宝」張泰山を迎える。スタンドに向かってVサインを送り、バッターボックスに入る姿も自信満々に見えるが・・・あっさりと打ち上げて凡退。この日張泰山は残念ながら4打席凡退という結果だった。

続く渡辺のところで田中が暴投。三塁まで進んでいた橋本が生還して2点目。太鼓と鐘が鳴ってスタンドが沸く。

初回は両投手の立ち上がりが不安だったが、2回以降はテンポよく試合が進む。ヒットや四球はたまに出るが、いずれも後続を断ってお互い得点を許さない。

このオロナミンC球場のネット裏席だが、上部には銀傘ではなくバックネットが上まで伸びてスタンドを覆っている。ファールボールが何度も打ち上がり、ネットの上に落ちるがそこで止まるこなくネットの上を転がってグラウンドに戻ってくる。よく計算されたものだ。

試合が動いたのは5回裏。ヒットと死球で無死一・二塁。1番の平間がここでバントするも、捕手から三塁-一塁と転送されてダブルプレー。二塁にランナーは残ったものの最悪の結果である。これでまたチャンスが潰えたかと思ったところで、続く陳が左中間へ大きな当たり。これが三塁打となって3点目が入る。この陳も台湾代表経験があり、今季はアメリカのマイナーリーグに所属していたが、アイランドリーグの後期に新加入となった。前期にいたハ・ジェフンがスワローズに途中入団したことを受け、張泰山の推薦もあって獲得したという。

7回表、香川が反撃に出る。ここまで好投のブランセマから沢坂のヒットと代打・古川の二塁打で一死二・三塁として、続く伊東の投ゴロの間に1点返す。続く井戸川の三塁ゴロが悪送球となってもう1点入り、3対2となる。ここで三塁側ベンチから西田監督が抗議に出たが、何だったのだろうか。走者アウトなら抗議もわからないでもないが、エラーでセーフだったのだし。走塁妨害か何かを主張したのだろうか。

7回裏はジェット風船が上がる。写真にある赤いTシャツ姿の子どもたちはカープ女子・・・ではなく、試合前、イニングの合間にグラウンドでダンスを披露していた鳴門のダンススクールの子どもたち。ネット裏の席にいたのが、先に書いたように上もネットで覆われているため、風船だけ飛ばしに一塁スタンドにやってきたのだ。徳島のチームカラーの青の風船が青空に舞う。

7回裏は徳島が二死一・三塁とするが陳が凡退して追加点ならず、一方8回表は香川が2人目の橋本、山藤から二死満塁と同点・逆転のチャンスを作るが、古川が遊直で無得点。9回表には徳島抑えの木下が登場して、このまま3対2で試合終了かなと思った。

ここで香川が粘り、一死から四球とヒットで一・三塁と一打同点のチャンスを作る。続く板倉をファールフライに打ち取って二死。後一人で徳島勝利というところで、松澤がファールで粘る。その粘りが勝ったか、木下がまさかの暴投。最後で3対3の同点となった。暴投となった次の球を松澤が打ち上げて凡退。逆転は許さず、試合は9回までなので徳島の負けはなくなったが、9回二死から追いつかれたことでスタンドは「あ~あ」という感じだった。

9回裏は、8回から登板した香川3人目の富田が徳島打線をあっさりと抑えて試合終了。香川の選手がグラウンドでハイタッチしていたから、引き分けとはいえ徳島が負けたような雰囲気だった。この日の試合の観客は600人ほど。

試合終了後は徳島の監督、選手たちがお見送り。独立リーグでは当たり前の光景である。せっかくなので中島監督、途中好投のブランセマ、そして張泰山から納経帳にご朱印・・・もとい選手名鑑にサインをしてもらう。やはり一番人気は張泰山で多くのファンが寄って来るが、いずれも気さくに応じていたのが印象的だった。

さて頃合いもよく、そろそろ高速鳴門のバス停に向かう。再び鳴門駅まで歩いてバッグを受け取り、高速鳴門バス停のある小鳴門橋まで路線バスに乗る。今は京阪神方面からの鳴門の玄関口はJRの駅よりは高速バスの停留所のようで、コインロッカーつきの快適な待合室や観光案内もある。ここをベースに鳴門を見て回るというところだ。17時45分発のJRバスで鳴門を後にする。この日は大きな渋滞もなく、JR難波の湊町バスターミナルには通常ダイヤから10分早く着いた。

この先の四国八十八所めぐりの道のりはまだまだ長いが、その間にはこうした各地の球場めぐりを通して、いろいろな野球の姿と地元の人たちの楽しみを少しでも感じてみたいものである・・・。

(余談)
この試合を観戦した9月11日時点では、後期首位の愛媛を僅差で香川、徳島の2チームが追いかけていたが、15日の試合で愛媛の後期優勝が決定。愛媛は前後期制覇となったが、18日からのリーグチャンピオンシップは年間勝率2位の徳島と対戦することになった。先に3つ勝ったほうが独立リーグ日本一決定戦に進むことができるが、前後期優勝ということで愛媛に1勝のアドバンテージがある。さて、どういう結果になることやら注目である。
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