まつなる的雑文~光輝く明日に向かえ

まつなる兄さんのよしなしごと、旅歩き、野球、寺社巡りを書きます。頼りなく豊かなこの国に、何を賭け、何を夢見よう?

あかんやろ・・・相撲

2017年11月14日 | ブログ
大相撲の九州場所が始まり、休場明けの横綱、大関たちの復調と、若手力士の活躍が期待される場所のはずが・・・。

そこに降ってわいたのが、横綱日馬富士による暴行疑惑。被害者は同じモンゴル出身の貴ノ岩で、巡業中のモンゴル力士たちの酒の場で、ビール瓶で頭を殴り怪我をさせたとある。貴ノ岩が初日から休場し、日馬富士が精彩のない相撲が続いた裏にこういうことがあったとは、非常に残念である。

酒の席での貴ノ岩の態度に腹が立ったから・・・と言われているが、平手ならともかくビール瓶とは、明らかに怪我をさせよう、下手したら殺してやろうという行動である。もっとも、事が明らかになる前は、貴ノ岩の休場の原因は稽古場でのかわいがりが過ぎるとか、いつぞやの時津風部屋での暴行の再発かと言われていたそうで、それもどうかと思うが・・。

それにしても、このタイミングで明らかになったのががっかりである。事件は10月の下旬とのことで、それだけでも大きな問題だが、仮にその時に事実関係を明らかにして、日馬富士と伊勢ヶ浜親方に厳正なペナルティを科していれば、ひょっとしたら収束に向かったかもしれない。それが、場所が始まってから、マスコミのスクープによってとなると、相撲協会全体が知ってて隠蔽した、貴ノ岩には何とか言いくるめて休場にして収めようとした、加害者が横綱などということが明らかになったら・・・と、組織として最悪の対応をしたことになる。いつぞやの暴行、八百長、賭博などの不祥事のこともすっかり風化して、今は相撲も人気があるからという驕りではないか。

これから横綱、部屋、そして相撲協会がどのような対応をするのか。

何をやっとんねん・・・。
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