「まっちゃん」日記~「市民派県議」をめざして~つながる・かぬま・プロジェクト2023実施中~

「つながる」市民派県議を目指して、政治をより身近なものにするために、私の所見や活動近況等を公開させていただきます。

一店逸品運動のルーツ。商店街再生のヒントが。

2017-06-28 08:25:09 | Weblog
 今朝のNHK「おはよう日本」でも放映されました千葉県の稲毛地区商店街の取り組み。「一店逸品運動」による、商店街再生の取り組みでした。そのルーツを追ってみました。
ある資料では、以下のとおり記述がありました。
 一店逸品運動とは、1993年に静岡の呉服町名店街から始まった。JR静岡駅から徒歩10分。周辺には静岡市役所、赤十字病院などの公共施設が多い。核店舗として伊勢丹がある。
 1950年代後半に地上4階の共同店舗化を実施。車道5メートル、舗道5メートル×2の歩きやすい広々とした道路、都心並といわれる坪30万円の賃料、年間数十万円といわれる商店街賦課金などの条件下でも空き店舗がなく、にぎわう街区として知られる。
 一店逸品運動は1992年夏頃から企画を温め、独自の商品開発を行っていた鞄店の池田屋の池田浩之氏を中心に気の合う仲間同士で始まった。94年春には呉服町名店街(76店)を網羅した写真と解説入りの「逸品チラシ」が完成、商圏内に30万枚を配布した。街区には伊勢丹があるが、名店街と連携して共同販促等を行っている。
 一店逸品運動が注目されているのは、運動そのものが重要だからである。結果(共同チラシを打つなど)よりも過程が大切といってよい。商店主らが集まって、売りたい品をプレゼンしあい、互いにきたんのない意見を述べ合う。一城一国の主である商店主らは誇り高い。だから「批判されても気にしない」「建設的な議論を積み上げよう」ということを合意して始める。
 このような記述があった訳ですが、千葉県の稲毛地区の取り組みでも、商店主が集い、商品開発に向けた相互の会議を開催していました。あるお茶屋では、ほうじ茶を利用した「ラテ」の開発。実際に飲んでみながら、その感想を述べあったり、また、商品名に関する意見交換も行っていました。今、地方の商店街の生き残りを考える時期が来ています。鹿沼市にとっても参考になる事例です。
この記事についてブログを書く
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 第171回かぬまマンデーレ... | トップ | 農林環境委員会県内現地調査。 »
最新の画像もっと見る

Weblog」カテゴリの最新記事