特定テーマについて議論がスタートしました。

　昨日の県議会生活保健福祉委員会から、本年度の特定テーマの議論がスタートしました。県民生活部所管の施策については、美術館や博物館の充実では、企画や運営についてさまざまな意見が出され、今後、現地調査や現場の方々、専門家の意見を聴取することを確認しました。また、保健福祉部所管の施策では、社会的養護体制の充実について議論しました。大変難しいテーマでありますが、児童養護施設等の現状、自立支援ホームをはじめ、さまざまな施策展開の内容についてレクチャーを受けました。私は、今日的な課題として、例えば虐待等を受けた方々が生涯にわたり、就労や生活面で安心できる体制を求めること、また、体制整備とあわせて、社会全体で虐待等を抑止する取り組みを家庭や保護者、地域も含めて進めていく必要性などを問題提起しました。現在、そうした課題にちなんだ個別要望も受けており、私なりに寄り添っていきたい思いが強いため、今後、努力していきたいと考えます。