えくぼ

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白牡丹といふといへども

2017-06-11 14:37:29 | 歌う
本日の朝日俳句の寸評が楽しい。

💠 白牡丹といふといへども紅ほのか

これは1874年生まれの高浜虚子の句てある。明治、大正、昭和の3代を生きて俳句のホトトギスを主宰。定型と季語を尊重した高浜虚子は。

「俳句の表現は使う言葉のひとつひとつが読み手の眼前にとりわけ大写しになる。(いいまわし、ふしまわし)がとても大事。よって表現のすみずみに神経を行き渡らせる」が今日の寸評の中田剛の冒頭の文てある.

昭和生まれの中田剛は還暦を過ぎたばかり。吉田ひで女に俳句の手ほどきを受け、地方銀行に務める傍らカルチャ-センタ-で俳句を講ずる。

白牡丹を眺めているとだんだん淡いビングに見えてくる、見られていると牡丹も気分が高揚してくる、のかもしれない、花と人間の微笑ましい関係は俳句あってこそですね。

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