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精神科医・夏苅郁子とその母

2017-11-15 14:53:39 | 歌う
▲ 追い越して振りむけばまるで違うひと、母はあの春この世を去った

「母は世界一尊敬できる人になった」と精神科医・夏苅郁子(63)は語る
本日朝日新聞朝刊⚡ひと⚡の欄で。

彼女の幼い頃の記憶の母は、般若のような恐ろしい顔、奇声を上げて歩き回り、たばこをふかしながら趣味の小説を書いていた。10代後半で両親は離婚し、母とは断絶。いじめっ子を見返す一心で医師を目指した。

大学へ入ると反動が出た。たばこの過剰摂取、摂食障害、自殺未遂。教授に勧められて精神科医に。母との再会、精神科医と結婚、開業、2人の息子を育てた。母の病気と自身の体験を公表。

自身の悩みを書いた「人は、人を浴びて人になる」を8月に出版した。
母は晩年俳句に没頭した。「生か死か二つに一つすきま風」作品を通して母は世界一尊敬できる人になった。

実にシンドイ母と娘の関係である。一人娘だったのだろうか。感受性が鋭い母と娘、母は俳人に娘は精神科医に、夏苅郁子先生 どうぞお酒には気をつけて頑張ってください。

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