私が小学校一年生の時からずっとそこにあった「実家」・・・近々売却され、住んでいた弟一家は引っ越すことになりました。
東京の目黒区洗足から、多摩川を渡った東横線のS駅近くに家を建て、両親と子ども3人で住み始めたのが約60年前のこと。
家は水道工事業を営み、母は専業主婦。やがて待望の男の子(あととり)が生まれ、一家は6人に。
年月が経って、娘達はみな結婚し家を出て行きました。
末っ子の弟はあとを継ぎ、結婚して三人の男子に恵まれました。しかし、両親もなくなり、息子達もあとを継ぐ者はいないし、弟の病気も見つかったので店を閉じることになったのです。
それを聞いた時はやはりショックでした。「実家」がなくなる・・・
子ども時代から今に至るまでの思い出、特に両親や姉弟と長年過ごした悲喜こもごもの思い出がいっぱいつまった家がなくなってしまうと思うと・・・
そういうみんなの気持ちをくんで、弟夫婦が実家を惜しむ会を昨日開いてくれました。集まったのは14名。京都の息子も夜行バスでやってきました。
義妹「引っ越しの整理をしたら、こんなに不要な物が出てきました!皆さん、なんでも持ち帰って!」
まあ、お店が開けるほどの大量な食器や、本や、おもちゃ、雑貨、その他に唖然!いくら広い家だからって、こんなに何でも取っておいて、ため込んでいたとは知りませんでした!
私 『しかし、他人事じゃないよなあ。我が家だって本ならここの何倍もあるし、少しずつ今から整理しなくては』
本だの、雑貨だの、手作り品だの、私はいっぱい貰ってしまいました。(バザーに出せそうな物だとつい・・) 若い人たちは、ほとんど貰っていきませんネ。下の写真は義妹が長年作ってきた押し絵の数々。これでほんの一部です。

あと、山になったアルバムから、我が家関連の写真も貰ってきました。いやはや、これじゃ我が家はどうなる?

写真左。この部屋には茶道具、掛け軸、アルバム類が山に。でも、若者や子どもは見向きもせず古いおもちゃで遊んでいました!
右の写真は弟夫婦に、三人の息子達が感謝状と花束贈呈をサプライズで・・・母親はウルウル。息子達、エライよ!

実家はなくなっても、またみんなで集まろうね。