少子化に悩む少年野球監督

少子化で部員減少に悩む少年野球チームの監督。その就任からの記録です。

集中力

2016-10-03 | 新しい役所
昨日の試合の後、
珍しく。って言うか就任して初めてじゃないかな。
監督が激昂したのって。

私は、監督時代、計算して声を荒げてましたが、
新監督、まだまだその境地には

しかし、あれですね。
酔っ払いと同じで、先に酔った人が出ると酔えなくなる。ってヤツ。
監督が先に怒っちゃったから、
私の怒りは何処へって感じ

それに監督からコーチに成って、
言い方は悪いけど、
「俺のチームではない」って意識が有るから、
その分、冷静なのかな。

帰宅してからメールチェックをしてたら
タジケンさんの10月1日付のメールマガジンが
「集中力」ってタイトルで送られてきてました。
ちょっと長いですが、どうぞ。


齋藤孝さんの
『子どもの人間力を高める「三字経」』についてです。


齋藤孝先生が今回、
紐解いてくださったのは、中国の宋代につくられた
初学者向けの教科書
『三字経(さんじきょう)』です。

江戸時代、日本の寺子屋でも教科書として用いられ、
子どもたちに、人としての生き方を説いてきました。

漢字三文字×四行を基本として
一つの話が構成される、ユニークな『三字経』。

実際にどのような内容なのか、本書からその一部をご紹介します。


……………………………………
気を散らさずに集中して学ぶ
……………………………………

苟 不 教 (苟くも教えずんば)
性 乃 遷 (性乃ち遷る)
教 之 道 (教えの道は)
貴 以 専 (専らを以て貴ぶ)

……………………………………

《大 意》

本来は善であるはずの人の本性も、教え導かないとどんどん悪いほうに
変わっていってしまう。

だから教えることは大切であるし、教えを受けて学ぶことも大切である。

そして、教えを受けるときには、あちこちに気を散らさずに
学ぶことに集中する。
これが最も大切である。

……………………………………

《解 説》

もともと人間は善なる性質を持っているはずです。
悪いことをしようと思う赤ちゃんはいませんし、
いたずらっ子の幼稚園児でも悪事を働こうとは考えません。

それなのに、だんだん悪くなってしまう人がいるのは
どうしてなのでしょうか。

それは、きちんとした教えを受けたことがないからだと、
ここではいっています。

* *

少年院の教官をしている方から聞いた話ですが、
少年院に入る子の多くは、正しく箸や鉛筆が持てないというのです。

また、集中して本を読むことができない子が多いそうです。

彼らは家庭教育の中で箸の持ち方や鉛筆の持ち方、
本を読む力といった基本的なことを教えられないまま
成長してしまったのです。

きちんと箸を持って食べ、鉛筆を持って書き、
本を読むことができるようになるためには、それらの大切さを
しっかり教えてくれる人が必要です。



ウーン、耳(目?)が痛い
ちゃんとカバーに入らなのも、
バットの振りが鈍いのも、
見逃し三振が多いのも、
アウトカウントが理解できないのも、
外野フライが捕れないのも、
盗塁のスタートが遅いのも、
送球が逸れるのも、それを捕球が出来ないのも、
前進守備なのに一塁に投げちゃうのも、
ヒットエンドランで走らないのも、
タッチアップをしないのも、
まだまだ、有るけど、
ミーンナ、我々の指導不足。
指導方針を根本から変えないとイケないかも。

しかし、今年からは私のチームじゃないから、
それは監督の仕事。


メールマガジンは、こう続きます。

たとえば問題集をやり始めて、最初はやる気になっていたけれど、
十ページも進まないうちに「ああ、やめた」というのは「専ら」とはいえません。

身近な例でいうと、勉強の最中にラインが来てレスポンスしなければと
気になって仕方がない。

そういうときに、「専ら」でない人は勉強に集中できずについレスポンスを
してしまいます。
それによって勉強が中断してしまうわけです。
これではいくら勉強しても身につきません。

善なる性質を引き出すには、真剣に学ばなくてはいけません。
気を散らしている人はなかなか立派な人間にはなれないのです。

だから「専らを以て貴ぶ」。
SNSなどに気を散らさないで、
集中して勉強をする時間をつくることが大切だということです。
昔も今も、これは変わりません。



専ら

「毎日100回素振りをしてます。」って子がいます。
手を見るとプクプクしている。
「手にマメが出来ないタイプなんです。」って
「そうなんだ。」
でも、素振りを見ると分かるんだよね。
実際、100回バットは動かしているのでしょう。
でも、どんな100回なのかは、普段の素振りや試合でのスイングを
見れば分かる。


本当に「専ら」振っているのか?

監督も選手もやる事はいっぱい。

では、私は何をしよう。
取りあえず、真田丸が終わらない内に真田神社に御朱印を頂きに行こう。
真田丸、見てないけど
コメント (2)
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