国際結婚はたいへんだった(第2章)

ボリビア人女性との国際結婚に至るまでの道のりを記録するために立ち上げたブログです。最近は妻との日常生活を綴っています。

はじめに

私(Yasuhiro)とボリビア人のLinda(通称)は2015年9月29日にニューヨークで結婚しましたが、翌2016年の1月3日にも妻の実家があるコチャバンバで式を挙げました。3ヶ月以上もの日を措いて2度結婚することになった訳ですが、その「たいへんだった」経緯については「結婚@NYまで」のカテゴリーにまとめています。

速報

2016-01-31 | 結婚@Bolivia〜来日
今朝Lindaが私を呼び出すとともにメッセージを送ってくれたのですが、なぜかスマホの通知機能が働かず気が付きませんでした。(なおラパス滞在中はWi-Fiに接続するチャンスがなかったそうで結局一度も話せませんでした。)それで先ほど少し会話しました。

彼女は土曜日の朝7時にラパスを出て午後2時過ぎにコチャバンバへ戻っていたとのこと。けれども向こうはかなり寒く、加えて酷い下痢をしたらしく、声からはすっかり憔悴しきっている様子が窺えました。(それで顔は見せてくれませんでした。)

が、何はともあれビザは無事発給されました。(期間は在留許可認定証明書と同じく3年間です。)来日まであと1週間と5日と21時間です!(2016-01-31 12:54:19)
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無理な願い?

2016-01-30 | 番外
今朝家を出る直前にテレビから「パラグアイ」という言葉が聞こえたので画面を見てみたら・・・・このニュースでした。日本の次に長く住んだ国(2000年再訪時の1ヶ月を加えると計880日ぐらいかな)なのでどうしても気になります。(余談ですが、それに続くのがナミビアの約230日 (6回合計) とインドネシアの約140日 (7回合計) 。みんな南半球です。その後はUSAが2回で30日と一気に少なくなり、他は全て10日未満です。)

私が活動していた頃(1989~1992)からあの街は治安が悪いと言われていましたから(注)「やっぱり」という印象です。(注:ただし私が住んでいた西部地域とは反対側に位置していることもあり、ほとんど別の国ぐらいに思っていました。)そして、こちらでも紹介されているようにブラジルとは陸続きで出入り自由ですから無理もないという気はします。それに対して昨年12月21日の日記の終わりで触れたパラグアイ&ボリビア国境はあまりにも違いすぎます。出入りが自由という点では一緒かもしれませんが、国境の町が作られることは未来永劫にないだろうと思っています。もうちょっと通りやすくなってくれるといいんですけどね。
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また一歩前進

2016-01-28 | 結婚@Bolivia〜来日

ビザ取得のためラパスに滞在しているLindaから写真とメッセージが届きました。ホテルから送信したと思われますが、水曜夜(今頃)にはお姉さんもやって来て叔母さん(K君の義理のお母さん)のアパートに移るそうです。金曜日にはパスポートを取りに大使館へ行くとのこと。着実に前へ進んでいます。
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緊急事態?

2016-01-26 | 結婚@Bolivia〜来日
昨日Lindaがスカイプで「今話せる? 急いでるの。」とメッセージを送ってきました。何事かと思って呼び出してみたら・・・・・

明日ラパスへビザの申請に行くけれど必要書類のうち婚姻証明書のオリジナルがないことに気が付いた。今すぐFAXで送ってもらえないか、という用件でした。(このページに書かれている「申請者が用意しなければならない書類」の6番目に「血縁関係を示す出生または婚姻証明書のオリジナル」とあります。)困りました。

実はこの前ボリビアへ行った時、ニューヨークのオフィスが発行した証明書のオリジナルを私が持ち帰りました。(手渡された時には迂闊にもビザのことは全く考えていませんでした。)書類は自宅にあり、すぐというのは無理。家にFAX機はありませんし外は大雪です。さらに考えてみると、コピーがダメな書類ならFAXを受け付けてくれるはずもなし。そうなると原本をEMSかDHLで送る必要が出てくるものの、果たして間に合うのか? それ以前にちゃんと着くのか? 不安に襲われました。もうLindaの来日を妨げるものは何もないと思っていたのに・・・・・(また来日が延期になったら今度こそ泣くよ。)

が、しばらく経って思い当たりました。Lindaに渡した戸籍謄本にはちゃんと婚姻の事実が記載されている。ならばそれで代用できるのではないか、と。そこで直ちに在ボリビア日本大使館へ問い合わせのメールを送りました。

先ほどまでNFLのカンファレンス・チャンピオンシップの録画を再生していたのですが、見終わってメールをチェックしたところ、領事担当の方から返事が届いていました。

>戸籍謄本が婚姻証明書の代わりになりますので、婚姻証明書のご提出は不要です。
>在留資格認定証明書もお持ちとのことなので、問題なく査証が発給できると思われますので、
>ご心配は不要だと考えます。


あー良かった! これで安心して眠りに就けそうです。
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名称不明

2016-01-20 | 日記
このところ2日に1度ぐらいのペースでLindaと話しています。ただし彼女の鼻の手術後は音声通話だけでした。(なお私の顔は向こうに見えています。)鼻を保護するための器具(注)を付けた顔を見せたくないという理由で。(注:何と呼ぶのでしょうかね。フェイスマスク、ガード、それとも・・・・)

先日は出血が止まらないとか枕を3段重ねにしないと眠れないなどと悲しげな声で言っていたので心配していました。が、少しずつながら回復に向かっているようで一安心。片方の鼻の穴は完全に通るようになったそうです。今日は途中からビデオ通話に切り替えましたが、器具は前見た時よりも小さな物になっていました。それでもここに出すのは控えますね。決して恐い顔ではありませんけど。
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閉店

2016-01-16 | 日記

昨晩は研究室の新年会でした。うちでは他にも「歓迎会」「田植祭」「収穫祭」などと称して年に数回宴会を開催してきました。料理は私が準備します。昨年のことですが、他研究室の院生君から「居酒屋ナミビア」と呼ばれていると知りました。あちらで買ってきた食材をよく使いますし、時には昆虫の干物を振る舞ったりしたこともあるので(注)、その呼び名には十分納得しています。(注:一応ことわっておきますが、もちろん強制はしていません。ハラスメントになりますから。「ムシハラ」かな?)

昨日のメイン料理のカレーも首都ウィントフックのスーパーで入手したものですし、中の豆の半分もあちらのササゲですので(注)、ナミビア料理といえないことはありません(注:残りの半分はアミカで買ってきたヒヨコマメ=ガルバンゾー)。

しかしながら、その「居酒屋ナミビア」も今月をもって(実質的には昨日で)閉店することになりました。

私が学内で飲酒した場合、その日の内に帰宅しようとすれば南彦根までバス→JRで長浜→再びバスで自宅近くの停留所→徒歩ということになりますが、バスは比較的早い時間帯になくなってしまうし、歩くにはちと遠い距離なので(注)、私はもう何年も自室に泊まることにしていました。そのための寝袋を置いています。(注:四輪車はもちろん自転車でも飲酒運転は以ての外です。というか、それで痛い思いをしたのを機にキッパリと止めました。)

けれども、その話を聞いたLindaから「自分が日本へ行ったらそういうことは絶対に止めて」と懇願されました。「一人寂しく寝るなんて耐えられない」というのが理由です。(ちなみに国内外の出張は仕方ないと割り切れるそうです。)それで私はもう止めると約束してしまいました。よって昨日が最終回です。

もちろん「居酒屋ボリビア」もあり得ませんし、ノンアルコールの食堂という形で再生することもたぶんないでしょう。私は酒を美味しく飲みたいからこそ料理を作るのであって、その楽しみがなければモチベーションがなくなってしまいますから。
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珍品

2016-01-15 | 結婚@Bolivia〜来日
昨日父のスーツケースが届きました。かなり乱暴な扱いを受けたようでキャスターの一つが取れかかっていました。また私のもそうだったのですが、スーツケースベルトがなくなっていました。これらの被害は海外旅行保険で対応してもらうつもりです。

中に入れていたワイン3本は無事でした。左から順に "Aspero" という品種の赤(辛口)、同品種の白(同じく辛口)、そして "Oporto" という甘口の白。(要はポートワインです。)

タリハ郊外のワイナリー "Casa Vieja" では上画像のグラスに入った計11種類のワイン(ただし右端はシンガニと呼ばれるボリビアのブランデー)を試飲しましたが、先述の "Aspero"(左端の2杯)も含め私が聞いたことのない名前ばかりでした。

チリやアルゼンチンでは(一部固有の品種もありますが)カベルネ・ソーヴィニヨン、メルロー、シャルドネ、ソーヴィニヨン・ブランなどヨーロッパの、というよりフランスの主要ブドウ品種からワインを作っているのに対し、ボリビアのワイナリーはあくまで独自路線を行くということなのでしょうか? 何にしても今回持ち帰った品は国外にはほとんど出回っていないようなので、やはり「珍品」の名に値すると思います。(英国やスイスのワインもそうでしょうね。中欧や東欧の製品はたまに見かけるようになりました。)今晩の研究室の新年会で赤を開ける予定です。
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けしからんなあ

2016-01-14 | 日記

先ほどまでLindaと話していました。今彼女は病室にいます。鼻の手術は順番待ちでしばらく先になるはずでしたが、キャンセルがあったということで急遽昨日行ったそうです。無事成功し明日退院とのことでホッとしました。


ところで、デスクトップ型パソコン(iMac G5)のSkypeで画像が見られなくなったのは昨年12月26日の日記に書いた通りですが、以前はリンクをクリックすると真っ白なウィンドウが開くだけだったのに、こんなメッセージが表示されるようになりました。却って癪に障ります。アップデートも試みましたが無駄でした。
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参加することに

2016-01-12 | 結婚@Bolivia〜来日
昨日の午後8時過ぎに帰宅し、今日から出勤しています。が、午前中のゼミはオリンピックになる可能性も。プロ失格と言われても仕方ありませんが・・・・・

実は預け荷物2個の内、父のスーツケースだけが着きませんでした。サンタクルスでのチェックイン時に成田まで運んでくれると知って手を叩いたと同時に「ちゃんと着くかなぁ」という不安も抱いたのですが、それが的中した格好です。タグを元に捜してもらったところ、最終経由地のニューアークで消息を絶った模様です。積み残し(積み忘れ?)なら早ければ明日中に届くようですが、どこか他所の地を旅することになってしまったのだとしたら戻って来るのはいつになるやら? もちろん紛失なら補償してくれるはずなので、さほど落胆はしていませんが。

なお中身の大半は父の衣類(一部私の汚れ物も)で、預かり物や土産物のほとんどを私の方に入れてあったのは不幸中の幸いでした。ただし、重量調整のため土壇場であちらに移したタリハ産ワイン3本が戻ってこなかったらちょっとショック。日本ではなかなか入手できない「珍品」ですからね。(リカマンでも見たことがないし、通販を含め他店でも扱っていないようです。)
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アホな話

2016-01-10 | 日記
後日(1月12日&15日付)の日記で触れたようにスーツケースを積み残すは壊すはと散々だった航空会社のU社ですが(それでも大手か!)、機内サービスもイマイチでした。音楽の種類は非常に少なかったし(CDでなくストリームしかなかった)、映画も英語圏以外の作品はあまりなし。加えて(月が変わっていたのに)行きと帰りの中身が全く同じでした。

長時間のフライトで特にめぼしいエンターテインメントがなければスマホに入れてある音楽(たとえばマーラーの交響曲全曲など)を聴くのが常なのですが、なぜか充電用のバッテリが突如作動しなくなってしまい、スマホが電池切れになっては困るので再生を控えざるを得ませんでした。実は以前にも同じことがありました。その都度「壊れてしまったか」と思うのですが、家に着いてみるとちゃんと動きます。気圧が影響するのでしょうか?

閑話休題。それで改めて何かないか探し、結局これを西語吹き替えで観ることにしました。

しばらくして違和感を覚えました。実は何年か前に日本語の吹き替えで観たことがあるのですが、それとちょっと違う。で判ってみれば深夜帯にテレビ放送された方は私が持っている舞台版のCDに収録されている音楽のいくつかが登場せず、この前観た方ではそれらもちゃんとあったということです。要はテレビ放送版ではカットが行われていたという訳ですが、改めて録画した映像の情報を見たら94分。これに対して機内で観た方(たぶんノーカット)は2時間半でした。いくら何でも切りすぎですわ。


それはさておき、主人公のマリアとトニーが並ぶシーンを観ている内に、同じくらい身長差のある別のカップルがついつい重なってしまいました。向こうはともかく当方はこんないい男じゃありませんけど(苦笑)。

あの映画ではダンスパーティーで初めて出会った二人がその瞬間に恋に落ちてしまい(相思相愛)、翌日にはバルコニーで愛を語り合い、その翌日(あるいは数日後?)にはマリアの働く衣装店で模擬結婚式まで挙げてしまう。テレビでこれを観た時には「そんなアホな話あるかい!」と憤ったりした私ですが、今となっては自分とLindaの間に起こったことについて誰かから同じツッコミを入れられたとしても仕方ないでしょうね。
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