小島教育研究所

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究極の学習法。それは問題を作ること。

2017-05-25 | 学習一般
どの科目にしろ、問題の解法はどなたも関心があるだろう。
例えば、東大の現代文の問題を分析してみよう。

何年度でもいいから、東大入試国語現代文を選ぼう。
次に、本文を地の文にする。波線、傍線などを全て除去する。設問は一切無視する。
地の文をワードで入力しよう。
ここからが本題だ。
文中で同意表現を見つけよう。同意表現と考えられる部分に波線を入れよう。その中で、一番抽象度の高いものには二重波線を引こう。
文中で、原因、結果となる部分を見つけ傍線を入れよう。その中で一番重要度の高い結果の部分に二重傍線を引こう。
設問を作成しよう。
設問1.二重波線とあるが、それはどういうことか答えよ。
設問2.二重傍線とあるが、それは何故なのか答えよ。

解答1.同意表現の中で、より具体的な表現を使用して、解答を作成しよう。
解答2.原因を繋げ、・・・だからと解答を作成しよう。

過去問を利用して、以上の作業をしてみよう。最低10題に対して行うこと。
同意表現、反意表現などのレトリックに対する感性を養おう。抽象的なものから具象的なものまで幅広い修辞法をマスターしよう。

仕上げは、東大入試国語現代文の問題文の素材となるような文章を探し出し、同じ要領で設問を作成してみよう。それは、立派な予想問題と成ります。

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