タイムカプセル

　卒業して10年後にタイムカプセルを掘り出し開けるという会があった。昨年の今頃に開催
予定だったが、大震災のため１年延期になっていた。

例によって、携帯カメラの設定が悪く、ファイルサイズが小さかったので、こんな状態。
タイムカプセルは卒業記念品の「日時計」の下に埋めたという。


ボルトを外し、日時計の下は砂だらけ。



タイムカプセルの上に水槽がかぶさっていた。雨をしのぐため。


缶らしきものが出て来た。当時の学年主任が東急ハンズで購入したものだそうだ。タイムカプセルグッズらしい。



中を開けるとクラス分のビニールの袋。その中に一枚ずつメッセージが書いてある紙があった。
各クラスごとに分かれ元の担任から紙を受け取って、ひととき懐かしい思いにふけった。

記念撮影をして、４時からの宴会に。
それまで、元学年教師の我々は喫茶店へ。
夕方の会では、当時の「三年生を送る会」で上映した思い出のスライドショーを楽しんだ。
実は当日探したら見つかったもの。
今はデジカメとパソコンとパワーポイントとプロジェクターでできてしまうスライドショー。
かつてデジカメが普及していなかったころは、写真をスライドフィルムに接写して、それを
スライド映写機で投影していた。

スライドをCDのファイルにしてくれるサービスがあったので自費で作り保管していた。
CDにはパソコンソフトが付いていてインストールするとCDをセットするだけでスライドショーが
出来るようになっていたのを当日思いだして、慌ててCDのコピーを作って持参。
スライドショーと併せて、その当時の原稿もCDに焼き込んであった。

会場では手持ちのEeePCで上映した。宴会場にはプロジェクターもケーブルも用意されていたので
簡単にスライドショーができた。盛り上がってくれたので嬉しかった。
CDとそのときの原稿は幹事に預け、５年後の再会でまた上映したらどうかということになった。
26歳になっている卒業生たちとツーショットやグループで写真を撮った。卒業式みたいだった。