ダムの訪問記

愛車のBMW M3とM6でダムを訪問しています。

相俣ダム

2016-10-12 13:29:08 | 群馬県
2016年10月9日 相俣ダム 

1947年(昭和22年)のカスリーン台風により利根川流域では甚大な被害が発生し、1949年(昭和24年)に利根川本流及び主要支流に多目的ダムを建設して連携して洪水調節に当たるとともに、電力需要への補給や灌漑用水確保を目的とする『利根川改定改修計画』が策定されました。
利根川支流の赤谷川では群馬県が『赤谷川総合開発事業』として1952年(昭和27年)から赤谷ダムを着工、1956年(昭和31年)に本体が完成しました。ところが試験湛水中にダム左岸から漏水が発生、以降建設省の管理下に置かれ3年の歳月をかけて遮水処理が完了し1959年(昭和34年)に相俣ダムは無事竣工しました。
竣工以来建設省が管理下に置き、結果的に相俣ダムは藤原ダムに続く利根川上流8ダムの一つとなり現在に至っています。
 
相俣ダムは他の利根川上流ダム群と連携しての利根川の洪水調節、利根川流域地域の農地への既得取水権の補給を目的とするほか、群馬県企業局相俣発電所で最大7700キロワット、さらに下流の桃野発電所で最大6200キロワットの発電を行っています。
また1998年(平成10年)には河川維持放流を利用した相俣第二発電所で最大120キロワットの小水力発電を行っています。

月夜野から国道17号を北上、猿ヶ京温泉の手前に相俣ダムがありダム周辺は赤谷湖記念公園となっています。
ダム湖左岸のコンクリート遮水工。
試験湛水中にここから漏水が発生、3年の歳月をかけて遮水処理を行い結果的に相俣ダムは建設省が管理することになりました。

ダム湖(赤谷湖)。
ダムの上流は猿ヶ京温泉街です。
晴れていれば谷川連峰も一望できるのですが・・・・。

左岸のインクライン。

特徴的な発電所の取水口。

ダム上流面。

天端。

洪水吐導流部と減勢工。

縦長のローラーゲート。

左岸から。
ダムの全容を一望できることはできません。

最初はコンクリートの遮水工をフィルダムだと思い、てっきりコンバインドかと思いましたが、実施にはダムはこの部分だけで堤高67メートル、堤頂長80メートルの縦長ダムになっています。 

0609 薗原ダム(0635)
群馬県利根郡みなかみ町相俣字宮坂
利根川水系赤谷川
FNP
67メートル
80メートル
国交省関東地方整備局
1959年
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