カレーなる食べ歩き日記

カレー大好きマタさんの食べ歩き日記です。

ボルツ

2017-03-26 16:10:30 | カレー
『辛さの元祖はボルツです』、この素敵すぎるキャッチフレーズに惹かれて竹橋のボルツには何度か行っています。そんなに頻繁に行ったわけではありませんが、時折無性に食べたくなるのも確かです。ボルツの全盛期を残念ながら知らない自分にとって、このお店が日本レストランシステムの運営するチェーン店の生き残りっていうのはちょっと驚きでした。ちょっと手を加えればすれば今でもチェーン展開すればヒットしそうな気がしますからね。
高田馬場にあったかつての名店夢民もボルツの影響を受けているでしょうし、ココイチの辛さ○倍ももとをただればここの影響のような気がします。なんせ最盛期は50店舗あったというチェーン店ですから、影響力もあったでしょう。全盛期のボルツを知らなかったのが残念でなりません。
ボルツではチキントマトを頼むことが多いのですが、チェーン店でこれだけご飯にあうインドカレーを出しているって結構すごいと思うんですけどね。若干ですがカレーが水っぽい(すみません、よい表現が思いつかなかった…)というか、少し物足りさを感じないこともないのですが、十分許容範囲です。今でこそチキントマトだとか、ベーコンエッグ野菜なんて組み合わせのカレーも珍しくないですけど、きっとここのお店がその走りなんでしょうね。
全盛期を知らない自分にも、ボルツの凄さはわかる気がします。なんにおいても最初に文化を作ったお店ってのはリスペクトすべきなんですよ。いつまでも元気で頑張っていただきたいお店だと思っています。

糸力

2017-02-26 09:32:29 | カレー
山梨県の富士吉田にある名店糸力。以前に1度訪問したときはお休みだったんで、2度目の訪問でようやく食べることができました。糸井重里さんがかねて絶賛していたお店なので、名前はよく知っていましたが、行く機会がありそうで、なかなかない富士吉田ということでこれまでなかなか機械がなかったのですが、昨年くらいから、いずれ行く機会があるだろうから…という考えを改めて、行ってみたいなら行けるときに行こうと考えるようになり、ついに実食の機会に恵まれた次第です。
メニューはどれも魅力的で、どのカレーにするか迷いましたが、カシミールカレーにしました。やはりデリー好きな私はカシミールという言葉には非常に反応しやすいんでしょうか(笑)食べてみると噂どおり確かにうまい。さすが糸井重里、と思わず思いましたね。これだけのカレー、専門店だったそうはお目にかかれないのに、居酒屋でこんなすごいカレーを出すとは、ご主人、脱帽です。スパイスの使い方が絶妙で、今更ながらうまいカレーを出すお店はスパイスの達人がいる、と改めて感じた次第。
御殿場あたりならよくいくんだけど、富士吉田ってなかなか行く機会がない。それでもまた行かなければならないお店ですね。次回もカシミールを食べるのか、マドラスを食べるのか、それとも別のカレーなのか…。今から迷ってしまいます。

アジャンタ

2016-07-03 13:51:19 | カレー
アジャンタには5年位前に行って以来、ちょっとご無沙汰だったんですが、先日栃木のけららに行ってから無性に食べたくなり久しぶりに再訪しました。
アジャンタのカレーは、味どうこうの前に正直言ってお値段が少々お高めなのがネックなんですが、ランチなら2つのカレーとスープ、ドリンクがついて2000円くらい…。まあ、安くはないんですが、カレーのクオリティは当然高いので、ありだと思います。
アジャンタと言えば、チキン・マトン・キーマ、この3つが有名ですが、私はマトンはあまり好きではないので、チキンとキーマをチョイスしました。けららでもこの2つの組み合わせが美味しかったですしね。どちらも非の打ちどころのない、素晴らしい味ですね。チキンとキーマ、それぞれがもちろん美味しいんだけど、ライスの上で2つがミックスされても相当にうまいです。どちらも看板メニューにふさわしいレベルです。
東京のインドカレーでは、デリー、ナイルレストラン、そしてアジャンタはやはり別格ですね。久しぶりに食べたこの日のカレーが非常に美味しかったので、後日、仕事仲間を誘って夜に行きましたが、素晴らしかったですねえ。もう少しお手頃料金ならなおいいんですけど(笑)

くんかれ

2016-06-11 18:01:12 | カレー
以前から行ってみたかったけど、なかなか人形町に行く機会がなく訪問したことがなかったくんかれにようやく行くことができました。
初めての訪問なので、オススメのくんかれ全部乗せにしました。ポーク、チキン、チーズ、卵の燻製がご飯の上にのっています。しかも、カレールウまでもが燻製されているという徹底ぶり。燻製の加減を選べるのもいいですね。
店内を見ると女性客が多いように感じました。確かに味もどちらかというとスパイシーというよりは、とがったところのない食べやすい味。お皿や見た感じもどちらかというと女性受けしそうな感じですしね。
もう少しボリュームがあってもいいかなあ、とも思いましたが、燻製のきいたカレー、なかなかおいしかったです。

新世界菜館

2016-06-04 15:55:04 | カレー
神保町と言えば本とカレーの街。とにかくすごい数のカレー店があります。神保町には学生のころからかなり足を運んでいますが、まだまだ食べたことのないカレーがたくさんあります。その、まだいったことのないお店にはよく雑誌などのカレー特集で取り上げられるお店もいくつかあります。今年はカレーの新規開拓に結構力を入れていますので、まずはそんなお店から訪問して行こうと思い、候補を選んでいたところ以前から気になっていた中華料理店が目に止まり、訪問することにしました。それがこの新世界菜館です。

新世界菜館は店内も落ち着いた雰囲気の高級感あるお店で、正直カレーを食べる雰囲気のお店ではないかもしれません。しかも、確かこのお店は冷やし中華の元祖って聞いた記憶があります。そんな中華の名店でなぜカレーを出すんだろうって疑問があったのですが、食べてみて納得しました。中華風カレーと名乗るだけあって、確かに中華の香りがします。どうやら紹興酒が入っているようですね。しかも中華でありながら、とろみと甘みがありますので、和風のカレーの趣もあります。中華のカレーですが、日本人の好きなカレーじゃないかな。

この日は豚角煮カレーにしたんですが、角煮の大きいこと!それに全体的にボリュームもかなりあります。豚角煮カレー1200円ですが、このボリュームならむしろお得な感じすらしました。次回はぜひ排骨カレーを食べてみたいものです。