おれは、土門拳になる。第2章 写真家増浦行仁公式ブログ

写真家<増浦行仁>のオフィシャルブログ。
志を追い続けた増浦が「夢を追う」こととは何かを本音で語る。

豊岡市旧本庁舎・豊岡稽古堂にて      「神の宮」展開催

2017年05月11日 | 日記--感じたことなど
  会期:2017年8月28日〜9月7日


気がつけば風薫る5月、随分とご無沙汰してしまった。
最近はさぼり気味ですみません。
宗像大社・沖ノ島がユネスコ世界遺産登録で話題になっている。僕は、沖ノ島はもちろん中津宮や辺津宮、古墳群も昨年撮影したので全て登録されれば嬉しいけれど・・・どうなるかな?

さて、今日は別の話。
見出しの通り、今度豊岡市の要請で「神の宮」展を開催することになった。
会場の旧本庁舎は、1925年に起こった北但大震災の復興のシンボルとして1927年に竣工され1952年に増築された瀟洒な建物だ。元々は新庁舎の位置に建てられていたが曳家により、外観が損なわれることなく保存され活用されている。
それは、豊岡の自然、歴史、伝統と文化を大切にするという基本理念を象徴するものとなっている。



豊岡市はアートへの理解も深く、アーティストへの支援も活発に行っている。その根底にあるのは“将来世代のために”ということと子供達に本物を見せたいという強い思いだ。それは「神の宮」の主旨とも一致している。先日市長とお会いしてお話しし、非常に共感するものがあった。そこで今回の写真展では子供達相手に写真のワークショップも開くことにした。僕がカメラに引き込まれたように、豊岡の子供達も興味を持ってくれると嬉しい。



写真は豊岡市長とのツーショット。前にあるのは市のシンボルであるコウノトリのオブジェだ。豊岡市役所にはコウノトリ共生課なる部署がある。これも環境を整え、持続可能な社会にしようという試みのひとつだ。豊岡は市を上げて国連の提唱するSDGs(持続可能な開発のための目標)にコミットしていると言える。
期間中、豊岡を訪れることがあれば是非写真展にもお立ち寄りください。