【検索用】迷WAN（BZN-400） ログ取り もうちょっとだけ【検索用】

宿題を片付けます。


前回の記事でざっくりと迷WANでのログ取り法をご紹介いたしましたが、
実はあのままでは問題がいくつかあります。


設定では迷WANの電源がONになると同時にログ取りを開始するようにし
てありますが、逆に電源が切れるとログ取りは中断されます。そこまでが
1ファイルとして保存され、次に開始されるログはまた別のファイルに記録
される事になるわけです。


例えばツーリング中に休憩を一回挟むと、ログファイルは2つになり、その
二つのログを連結させないとツーリングの全行程を地図上に表示すること
は出来ません。


つまりログファイルからgpxファイル、kmlファイル作成する際、面倒ですが
複数のログファイルを1つのファイルにまとめてから行ってください。
ファイルが2つなら、ファイル①のデータの最後尾にファイル②のデータを
全コピーする、という具合になります。


さて、ここからは、Google Map にログを表示させる場合です。
Google Map にある「マイマップ」メニューから「新しい地図を作る」を選択し、
地図作成画面を開くと、「インポート」というメニューがあります。

この「インポート」機能を使って、作成したkmlファイルを読み込ませるわけですが、
ここで一つ問題があります。


Google Map の仕様だと、kmlファイルに記録されてあるトラックポイントを
200ヵ所までしか読み込んでくれないらしいのです。
（Google Earth にはこの制限は無いようですので、前回のやり方でOKです）

ご紹介したログ取り設定は１秒間隔で記録するようにしてありますので、その
ままのファイルをアップロードすると200秒間のルートしか表示されません。


全ルートを表示させるには、読み込ませるトラックポイントを全体で200以下に
抑えるしかありません。そこで、kmlファイルを作成する際にもう一工夫する作業
が必要となります。



まず、前回ご紹介した方法で、gpxファイル、kmlファイルを作成します。
で、申し訳ないんですが今回せっかく作ったkmlファイルは使用しません。
gpxファイルを手動でkmlに変換する作業を行います。


前回ご紹介したgpxファイル作成ツールgpsbabelを単独で起動してみてください。
「GPSBabelGUI.exe」というファイルをダブルクリックさせます。
（ショートカットアイコンをDT上に置いておくと便利です。）




デフォルトの設定がどうなっていたのかもはや記憶にないのですが、とりあえず赤線の部分は
この通りに設定してください。


で、青線の部分は右側の円で囲んだところをクリックして設定します。

上の段は、kmlファイルに変換したいgpxファイル。

下の段は、これから変換するファイル名を任意に設定します。（ファイル名はxxxx.kmlにしてください）




次に、下の段の方の「option」をクリックすると以下の画面がポップアップされます。






ここもデフォルトは覚えてませんが、とりあえあず同じ設定にしてください。
黒枠で囲んだところは恐らく地図上に表示する際の色が指定できるはずなんですが、
イマイチわかりませんでした。


とりあえず、この数値にすると赤線でルートが表示されるはずです。
（デフォルトは確か、薄い水色で見づらかった気がします）






設定し終えたら、また下記の画面。





今度は緑色で囲んだ「Filter」というボタンを押下すると以下のような画面が表示されます。




赤線の箇所、Simplify のチェックボックスにチェックを入れ、limit to に200を設定してやります。
そう、ここで設定する事で、ルート全体のトラックポイントを200個という数値で平均化してくれるわけです。





"C:Documents and SettingsOwnerMy Documents走行ログ2009041820090418.gpx"という場所にある
gpxファイルを、

C:Documents and SettingsOwnerデスクトップ1.kmlという場所・名前のファイルに変換する。

let's go !


これで出来たkmlファイルを、前述のGoogl マイマップで読み込んでください。








いかがでしょう。
うまく表示できたでしょうか？



正直、私自身も手探りでやってますので間違っている部分もあるかもしれません。
いろいろといじっいるうちになんとなくわかってくると思います。



多分…(^_^;)