日々発見

日々新しい事に挑戦して・・・

2013年 志賀高原スキー旅行 8

2013-02-23 01:05:36 | 2013年 スキー

2月8日 (金)

さあ、いよいよ今日はお別れの日。

私達の帰りを悲しむように?朝から猛吹雪・・・



ベルグ従業員のまあちゃん(昨日の最後の写真の左の男性)が、
私達の荷物をスノーモービルに積んで、駐車場まで運び、
車も一緒に掘り起こして下さったが、ドアーを開ければ、
座席の上まですぐに真っ白になってしまうほど横殴りの雪。
その寒いこと、寒いこと・・・・

大先輩方も手伝って下さり、ようやく、1時間近くかかって始動。


これじゃ、帰りも大変だと思っていたら、何と下界は晴天だった。



信州中野のインターチェンジのすぐ傍にあるオランチェは、
おらんち・・・「俺の家」という意味らしいが、
近隣の農家の方達が生産した物を並べて売っている店で、
いつも帰りに寄って、りんごやキノコなどたくさん買ってくる。

東京辺りと比べると、3分の2から半額ぐらいで新鮮な野菜が買える。
近くに住んでいたら、毎日でも来られるのに・・・・。
近隣の方が本当にうらやましい。


そして、毎回帰りに寄る小布施の町に、母を案内した。

古くからの酒造所



信用金庫の建物



新聞屋さん



必ず栗おこわをいただくお店。
量もほどほど、何年も変わらぬ味で私は好きだ。





外国からの観光客が多く、
なるほど、このような町に人気が集まるのだなと思った。


ただ・・・、北斎館の近くの土産物屋で、無理やりに試食をさせられ、
断り切れずに3袋ばかり買ったが、まずくて、高かった。
しかも、こちらで買えば崩れ煎餅で、
半額しかしないような物ばかりだった。

外国人にも無理やりに味見をさせていたが、
悪い風評が立たなければいいがと、
大好きな小布施の町のことが心配になった。


ここから車で15分ほどの信州須坂に、豪商の館「田中本家」がある。

以前にも来たことがあるが、近代の正倉院と言われるほど、
江戸中期から昭和までの田中家代々の生活に使用された品々
「衣裳、漆器、陶磁器、玩具、文書…」が大変よい状態で残されている。

丁度、今日から4月の7日まで
「吉徳これくしょんと語り継がれる雛人形」という
特別企画展も開かれており、
田中家に代々伝わる雛人形などとも合わせ、
なかなか豪華な展示になっていた。

庭に出ると約100m四方を20の土蔵が取り囲む豪壮なもので、



内庭には天明年間(1780年代)に作られた池泉廻遊式庭園がある。



内庭の方に回るこの小道の右側には、



江戸時代に須坂藩の藩主がこの庭を大変気に入って時々訪れ、
その時に使われたという「お忍びの門」があり、



江戸中期・享保18年(1733年)初代新八から、明治時代に至るまでの
田中家の豪勢な生活振りがうかがわれた。



須坂のインターチェンジから中央高速道路に入り、
右に左に美しい富士山を見ながら
双葉のサービスエリアで一休みする頃には、もう5時に近かった。

今日は底冷えがして本当に寒い日だったが、そのお陰か、
双葉からも富士山がくっきりと見え、好運だった。



今年も元気で事故もなく帰宅することが出来た。
来年もスキーを楽しめるように、
また、少しずつ体を鍛えなければ・・・。
お世話になった皆様に感謝、感謝。


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2013年 志賀高原スキー旅行 7

2013-02-20 00:44:41 | 2013年 スキー

2月7日(木)


今日はすばらしい晴天になった。

今日こそまた奥志賀目指してスキー行。

東館山頂駅 



いつもの寺子屋 



昨日と違い、遠くまで展望出来、雪面も美しく、滑りやすかった。



いつもなら、焼額山から奥志賀のフェニックスを目指すのだが、
今日はそのお隣のレストラン「クリスチャニヤ」に。



ベルグのお風呂場で聞いたうわさによると、
ここのイタリアン料理がお勧めとのこと。
実は、昨年も立ち寄ったのだが、
1時半過ぎに着いた時には、もう食材がなくなったと断られた。

ここは絶対はずせない!

恐る恐る夫が斥候に走って、
玄関から大きな丸印を作って合図したので、
三人は後からゆっくりと入って行った。

なぜって・・・、滑り降りて行った後に断られたら、
引き返すのが面倒なのだ。
道端にスキーを脱いで、下りて行った。

20年ほど前なら、あちこちでスキーを盗まれたりしたのだが、
最近はそのような話を聞いたことがない。




スイス風のしゃれた店内には若い人達が20人ほどいたが、
高校生のスキースクールのようだった。
とてもお行儀良く、静かで、そのグループの指導員の方なのか、
目礼をして迎えてくれ、何だかとても気持ちが良かった。

お食事も安めでおいしく、ワーキングホリデーで来ているという、
韓国のかわいい女性が二人でサーブしてくれたが、
たどたどしい日本語も初々しく、とても楽しいひとときだった。

窪ちゃんと私は又バスで発哺温泉まで帰り、
ブナ平で滑ってホテルまで戻る、
三人はスキーでいくつかの山を越えながら帰ることになった。



夜のお食事の時、民ちゃんは
「すご~~~く良かった。雪質も良くて、
とっても楽しかった。」と 本当にうれしそうだった。
それにしても、皆さん、すごい体力の持ち主!

いよいよこれが最後の夕飯。




ベルグ板長の相川さんが8日間全て違う種類のお食事を用意して、
しかも、春や夏、雪が降る前に
御自分で集められた山菜や野草を塩蔵して、
お客様のために振舞われる。
一つ一つ、心のこもったお料理をいただけるのも今日が最後。

そして、明日はもうお別れ・・・
来年の再会を誓って!



「今度お会いした時『どちらさんでしたかネ・・・。』なぁんてね。」と
功さんがいたずらっ子のような笑顔でおっしゃった。

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2013年 志賀高原スキー旅行 6

2013-02-17 12:10:04 | 2013年 スキー

2月6日(水)

朝からかなりの雪が降っていた。
日替わりのように晴れたり、曇ったり、吹雪いたり、
山の天気は男心?女心?

今日も奥志賀目指して滑る予定だったが、あちこち強風のために
リフトが止まってしまい、寺子屋で2~3回、
後はダイヤモンドのゲレンデで滑ることになった。

このゲレンデは広くてなだらか、
子供専用のキッズゲレンデも整備されているが、
さすがに今日は人影もまばら・・・



お昼ものんびり・・・





思い起こせば、松本に転居されたテニス仲間の
郁夫さん御夫妻に誘われて
初めて志賀高原にやって来たのは2001年だった。

彼の従兄弟の平野さんが、
上智大学のワンダーホーゲル部に所属、
卒業されてからも、ホテルベルグに集まって
スキーを楽しんでいらっしゃるそうで、
御親戚の法要で「是非いらっしゃい。」と声を掛けられたとのこと。
小さい時は別として、大人になってからは
ほとんどお会いすることもなかったらしい。

それからの御縁で、
毎年、平野さん御自身がお正月に葉書を下さり、
その年のベルグ滞在の日程を送って下さった。
いつも3週間ぐらいだった。
それに合わせて、我々も学生や友人に日程を知らせ、
いつの間にか、
その大きな輪に入れていただくようになったのだ。


私達はそれまで、結婚した当時は野沢、
子供達が小さい頃は菅平に20年近く、
子供達が大学に入ってからは、テニス仲間と白馬八方、黒姫、
戸隠、ブランシュ高山、エコーバレー、八ヶ岳・・・・
まだまだ思い出せないほどたくさんのスキー場で遊んできたが、
志賀高原のすばらしさに惹かれてもう13年間通い詰めている。

毎年、下手な私や学生達に優しく、
時には厳しく、スキーを教えて下さった平野さんは、
その後、4~5年目に帰らぬ人になられた。

初めてお会いした時には、もう、癌に侵されていらしたのだが、
従兄弟の郁夫さんですら、そのことを御存じなかったという。

最期の葉書に「せっかく声をお掛けしたのに、今年は都合が悪く、
行かれなくなりました・・・」と書かれていたが、
その時でさえ、
まさかの事態を予想した人はほとんどいなかった・・・


今日御一緒している功さん御夫妻と窪ちゃんは、
彼の学生時代からの御友人で、
私達には大先輩であり、先生である。
あれからずっとお世話になりっぱなしだが、
「人の縁」とは不思議なものだ。
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2013年 志賀高原スキー旅行 5

2013-02-16 22:31:42 | 2013年 スキー

2月5日 (火)

昨夜降り続いた雪もすっかり止み、今朝は快晴!

明さん、隆幸さん御夫妻は午前中にお帰りになり、
今日の午後から功さん御夫妻と窪ちゃんがお見えになる。


母が急に「もう帰りたい。何もすることがなくて退屈で、退屈で・・・・、
このホテルの温泉は熱過ぎて、
ゆっくり入れないし、露天風呂もないし。」と言い出した。

そうは言っても、一人で帰すのは心配だし、
帰っても、雨戸の開け閉めも大変だし、
寒い家に一人は寂しいし、何かあったら危険だし・・・・。

そうだ、一昨日、チズちゃんが近くの露天風呂に行ったと聞いたので、
これからそこに行こう、と誘い、
ホテルベルグから200mぐらいしか離れていない
「ホテル渓谷」に出かけた。

明るい日差しの中、スノーブーツを履いて、
粉雪の感触を確かめるように歩きながら、
「全然滑らない。気持ちがいいわね。」と母が言った。






「ホテル渓谷」の受付はひっそりとして、他の客は見かけなかった。
入浴料700円を払い、早速露天風呂に。



山を見ながら、寝湯にゆったりと横たわり、冷たい石枕に頭を載せると、
何時までも入っていられた。

帰り道、隣のホテルに手作りのパンがあり
「明日のお昼はこれにしよう。」と言う母。
もう、帰りたい気分はなくなったらしい。


夜になって、三ツ和農産の清水さん御夫妻がいらした。



数年前、ベルグにお米の納入にいらした奥様とお風呂で一緒になり、
世間話をする内、農業に対する真剣な取り組みを伺い、
我が家でもお米を送っていただくことになった。

土から手を掛け、農薬を極力使わないお米はとてもおいしく、
安心感があり、私自身も多くの人達に紹介したが、
お米離れが進んでいるのか、なかなか注文は増えなかった。
お茶碗一杯の値段と比べれば、パンより安いし、カロリーも低いのだが、
10kg5,000円、一度に払う値段が大きいので、
割高に感じるのかもしれない。

その後、夫も学生を連れて農業の勉強に伺ったり、
夫婦共々お世話になっているが、
安全で品質の良い物を作ろうとがんばっている農家の方達が、
安心して生活出来るような社会になってほしいと願っている。

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2013年 志賀高原スキー旅行 4

2013-02-15 08:12:57 | 2013年 スキー

2月4日(月)

昨日の午後、多摩から参加された隆幸さん御夫妻、
明さん、スガちゃん、我々夫婦、
揃って、今日はいつもの奥志賀まで、2時間半ほどかけて目指す。



スガちゃんはもうすでに、目の前のジャイアントゲレンデで足慣らし。
このスロープは上級者向きで、
余程雪質が良くなければ、私はパスしたい。
年に何人か骨折者が出ている。


さて、幾つものゲレンデを滑りながら移動するのはとても楽しい。
しかも、2000mの山頂であっても、ゴンドラでスイスイと行ける。



残念ながら、滑るのに忙しく、他のゲレンデの写真はない。

今日の昼食は、バスで来るチズちゃんと
グラン・フェニックスで待ち合わせをした。
母も誘ったのだが、初めの笑顔はどこへやら・・・
「あっ、今日はダメな日、お○○の掃除中だわ。」


明日からの仕事に備え、一旦ホテルベルグに戻り、
新幹線で帰京されるスガちゃんとは、
残念ながら、焼額山のてっぺんでお別れ。

忙しい合間を縫ってのスキー行参加。
ストレス解消になったか、
あるいは飲み過ぎで肝臓へのストレスを溜めたか・・・
来年もお会いできることを願って・・・



明さんと私はフェニックスに一足先に到着し、
「ラウンジ・ラルゴ」でゆったりとコーヒータイム。





この贅沢な空間が1杯のコーヒー代500円で満喫出来る。


六人揃って、和・中華レストラン「篝火」で食事・・・
食べるのに夢中で、写真は撮り忘れた。

女性三名はのんびりとバスに乗って
居眠りをしながらホテルに戻った。


そして・・・ゆったりと温泉に入り、
夕食後はいつものささやかな宴会。
一人も欠けることなく、
ずっと元気でスキーを楽しめたら最高なのだが・・・

ぎっくり腰、腰痛、膝痛、四十肩、
ヒタヒタとそれらの波が打ち寄せつつある。


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2013年 志賀高原スキー旅行 3

2013-02-13 23:28:50 | 2013年 スキー

2月3日 (日)

8時半、千葉を夜中の2時半に車で出発した明さん御夫妻が到着。
奥様のチズちゃんは「スキーは寒くて辛くて、
ちっとも楽しくないから、今年は温泉だけ!」
ということで、部屋でお留守番。
読書三昧、温泉三昧のようだ。



9時に奥志賀を目指して5人でスキー行の出発。
さて、我々5人は寺子屋、ダイヤモンド、焼額山などを次々に滑りながら
奥志賀ゲレンデにあるグラン・フェニックスを目指した。
ここはスノーボーダー立ち入り禁止で、皇室の愛子様ゲレンデと呼ばれる
スロープがあり、スキーヤーにとっては安全で滑り易い場所だ。


東館山の頂上からちょっと右横の道を入ると、寺子屋ゲレンデ。
昨夜の雪で樹氷が付き、絶景のゲレンデで撮影。
北傾斜なので、いつも寒いが、雪質は良い場所だ。




グラン・フェニックスで昼食を取るのは、
特においしい~~~というわけではないが、
建物の造りや雰囲気にゴージャスな感じがあり、
年に2~3回の贅沢である。







正一郎さんと私は食事が終わってすぐにホテルに戻り、
彼は今日中に東京へ。



最後に、昨年立ち往生したブナ平で一滑り。
全く怖がることもなく、自信に溢れた滑りだった。


たった1日半だが、かなりスキーが上達したことで、
きっと満足されたことだろう。


そして、残った大人達で、今夜も積もる雪を見ながら、
積もる話に花が咲いた。


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2013年 志賀高原スキー旅行 2

2013-02-12 08:31:18 | 2013年 スキー

2月2日 (土)


毎朝7時半から食堂で朝食。
そこへ正一郎さんが現れた。
東京を早朝3時半に出て、8時には着いたそうだ。

以前は少しふっくらして見えたが、
それでも全然気にならないほどなのに、
御自分では気にしていらしたらしい。
11月にお会いした時よりさらに細くなって、
全部で8kgの減量に成功、
21歳で食べたい年頃だろうに、
どのようなダイエットをされているのか気になった。

お昼は軽く、朝と夜はしっかり野菜を取るとのこと。
なるべく時間があれば走る、歩く。
たったこれだけ・・・?
私は年々高値安定、若さの違い・・・?




午後から半日券を買い、ブナ平で滑り始めたが、
深い霧で2~30m前も全く見えない。
奄美大島育ちでほとんど雪など見たこともなかった彼が
、昨年初めてスキーを履き、
全く歩くこともままならなかったのに、
昨年志賀高原と白馬で訓練した結果、
怖がることもなく下りて行く。
若い人は本当に覚えが早いなとつくづく思った。

3時近く、東京から新幹線でやって来たスガちゃんが合流。
彼の滑りはすばらしく
初めて彼を見た正一郎さんは「すげぇ、カッコいい・・・」。
夫はスガちゃんに「指導員」をバトンタッチ。


夫と私はゲレンデ横の喫茶店でお茶を飲み、今日のスキーは終了。



夜のお楽しみは、ウイスキー、ワイン、おいしいおつまみ。



全く見えない雪面におっかなびっくり・・・
とても疲れた半日だった。
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2013年 志賀高原スキー旅行 1

2013-02-11 07:52:25 | 2013年 スキー

2月1日 (金)

今年も志賀高原にスキーに出かけることになった。
もう志賀へ出かけるようになってから何年になるだろう。

そして、このところ膝の痛みが出てきた母も温泉を楽しみに
湯治気分で一緒に出かけることとなった。
数日前に諏訪湖で御神渡りが出来たとニュースで聞いたが、
残念ながら暖かな朝で美しい湖面が見えていた。




信州中野で高速道路を下り、
いつものお蕎麦屋さんで一年に一度の御挨拶。
御夫婦がお元気でいらっしゃると、こちらも安心する。
お蕎麦がそれほど好きではないと言う母も
「これはおいしい・・・お蕎麦って、こんなにおいしかったのね。」と喜んだ。




一年ぶりのホテルベルグは従業員が1人~2人変わっていたが、
ほとんどそのまま、皆で歓迎して下さり、里帰りしたようだった。

午後は滑ることもなく、ゆっくりと体を休め、温泉を楽しんだ。  
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