1月2日(火)
お昼ごろの新幹線で新庄へ向かった。
東京から3時間半。
昔から新幹線に乗る時は必ず駅弁を買って乗り込む。
30種類の素材の詰まった久しぶりの駅弁。
とっても美味しかった。
ウキウキと外を見ていると、あれっ、道路が変!
白い所と鼠色がくっきりと分かれている。
日陰と日向がはっきりと雪の白と、土の茶色に分かれ、
電車が進むにつれて 次第に白が増え、
トンネルを抜ける度に雪の量が多くなり、
新庄に着いた頃は全てが真っ白だった。
先ず、駅前のビジネスホテルに荷物を置き、
しばらくしたら、帰郷していた娘夫婦が
車で迎えに来てくれて、新庄駅のすぐ近くにある彼の実家に。
高い階段の上に玄関があり、家の下に車庫があった。
ああ、なるほど・・・雪国ならでの家の建て方なのか・・・
大きな居間に入ると笑顔いっぱいの御両親が迎えてくれて、
テーブルの上には美味しそうな手作りのおつまみが並んでいた。
父親同士は酒瓶を傾け、すぐに酒盛りが始まり、
不思議な位、一瞬の内にこの家族に溶け込むことが出来た。
6時に近所の福原鮮魚店直営の割烹料理店に移動して、
トシさんの妹さん家族も合流。
さすが鮮魚店だけあって、お刺身、焼物、茶わん蒸し、数の子、
とにかく新鮮で美味しくて美味しくて、パクパク・・・・
ハッと気づいたら、写真を全く撮っていなかった。
遅ればせながら、途中から・・・
特に、最上川の天然鮎は子持ちで、頭から尻尾まで
全て残すことなく食べられた。
こんなに美味しい鮎をいただいたのは初めて。
後のデザートや果物もとっても美味しかった。
皆で記念写真を撮ったり、自己紹介、趣味、仕事、子供達の学校の事、
楽しい時はあっという間に過ぎ、雪の中、
妹さんの車でホテルまで送ってもらい、ゆっくり休んだ。
夫が「良かった、本当にいい人達で良かった。」と
何度も とても嬉しそうに言った。