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And This Is Not Elf Land

SEINFELDの日本語吹き替えについて

あらためてWikipedia日本語版の「となりのサインフェルド」を見てみたら…
こちら

90年代で1番の人気を誇ったシットコムである…と
ま、しっかり事実は書かれていますね。
ただ、その人気ぶりを伝えるのに「フレンズ」を引き合いに出してるのが何とも…なんですが~

それよりも、これは「はてなダイアリー」でもそうだったんですが、こちら
「DVDでは日本語吹き替えが(TV放送のときと比べて)改悪されている」とはっきり書かれているのですよね。
補足説明しておきますと…、DVDではwowow放送と違った声優が担当しています。
どういう経緯があってこうなったのかはわかりませんが。


しかしねぇ~~~

これって「営業妨害」じゃありませんこと?
(私が営業してるわけじゃありませんけど)

だいたい、どうしてそこまで断言できるわけ?
あんたたち、朝から晩まで「必死で」「とりつかれたように」(?)SEINFELDを見続けたことがあるの!?………

はいはい

で、今日はですね
SEINFELDの日本語吹き替えに対する私の見解を明らかにさせていただきます!

SEINFELDはアメリカでは90年から98年まで放送されていました。全部で第9シーズンあります。日本では99年から2000年にかけてwowowで第4.5シーズン分の放送がありました。その後、LaLaTVで再放送されたりしました。日本でTV放送されたのはこれだけです。

アメリカでは2004年からDVDが順次リリースされ、今年末で完結の予定。
日本では2005年に第4シーズンまでのDVDがリリースされました。しかし、それ以降は何の情報もありません。

で、吹き替えですけどね…

はっきり言って、SEINFELDは吹き替えするということ自体、もう不可能に近い。日本では伝わりにくいギャグがあるだけでなく、「言葉を弄する」台詞も多いし。むしろ、日本語字幕で見る方がいいかなと思う。実際、DVDの日本語字幕は悪くないと思いますよ。

で、Wowowの吹き替えとDVDの吹き替えの話ね…
私なりに勝敗判定させていただきますね。

まず、Jerryの声
これは「どっちもどっちだけど、DVDの方がまし」
Wowowの声は露出度が高いH氏。「フルハウス」のジェシーも、「ビバリーヒルズ」のスティーブも、「冬ソナ」のDJも…なんか、そこら中で聞かれる声がJerryの声かよ!!…ってのが何ともね~

Georgeの声
これは「wowowのG氏の方がはるかにいい」
実際、wowow放送では、「許せた」のはこのGeorgeの声だけでした。Jasonの声質とも共通点がありましたし。DVDでは見事にアニメ声になってしまっていて「勘弁してくれよ~」状態。ま、Georgeに関しては明らかにDVDでは「改悪」です。

Elaineの声
これは「DVDの方が断然いい」
Wowowでは、アニメ吹き替えでも人気のKさん。声や話し方なんかは、それなりにJuliaに似せようとしているのは分かるんだけど、一本調子で平坦な話し方で…とにかく芝居が下手すぎ。Juliaの表現力の豊かさが死んでしまっている。はっきり言って、聞いていて血圧の上がるレベルの下手さでした!!
DVDでホッとした。

Kramerの声
これ、いろいろ見方が分かれるでしょうけど、私は「DVDの方がいい」
Wowowでは個性派俳優のI氏。独特のKramer解釈で熱演しておられるのは認めますが、ただ、徹頭徹尾あの暴走気味の、芝居がかった吹き替えにしてしまうと、Kramerの台詞の面白さが生きてこない…だから、台詞の面白いシーンが滑っていた。DVDの方がMichaelと声も似ていたし、私としてはこっちの方が良かった。でも、確かにKramerの「破壊的」な感じはwowowの方がうまく表わされていたけどね…


というわけで、私の見解としては
SEINFELDの吹き替えwowow vs DVDでは1対3でDVDに軍配を上げます。

DVDの吹き替えが「改悪」だなんて…
勝手に書かないでくださいよね!?
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