父が亡くなりました。
62歳。去年の8月に兄のところに孫が生まれたばかり。
早過ぎる死でした。
正直なところ、やっと一週間ほど経ちますが、悲しいのか何なのかまだよく解りません。
報せを聞いた時も父の遺体と対面した時も母や妹は泣いていましたが、涙は出てきませんでした。
泣いている母と妹を見ながら、1人冷静にこれからしなければならない事を考えていました。
私がしっかりしなければという思いと、
認めたくない信じたくないという思いがあったから、でしょうか。
職場に連絡を入れなければと思い立ち電話をした際に、
それまではわりと冷静にどういう風に話そうかなどと考えていたのですが、
いざ電話で「死」という事を口に出してみるともう、
声が震えてしまってろくに話すことも出来ませんでした。
今こうして書き込んでいるだけでも泣きそうになります。
親ですからいずれ自分より先に逝くという事は頭では十分解っていたつもりでしたが、
こんなに早く逝ってしまうとは思ってもみない事だったので。
何かショックというわけでもないようなどうしていいのかわからないような混乱した気持ちです。
色々とやらなければならない事が多すぎてやっと少し落ち着いてきました。
でもバタバタと何かしていないと落ち着かないというかどうにも出来なかったです。
夜も眠れなくて、昼間も常に動き回って何か他の事に意識を向けていないと駄目でした。
母は特にそうでしょうが兄のところの赤ちゃんにはずいぶん癒されました。
葬儀も終わりやっと落ち着いてきました。
そろそろ日常生活に戻ります。ただ今までと全く同じ日常にはなりません。
明日から仕事にも復帰します。
父の亡くなった日からずいぶん長い時間が経ったようにも、全く時間が経ってないようにも感じます。
しかし生活をしなければなりませんから。
正直ちょっとオバサマが多い職場ですし父の死因やら年齢やら色々聞かれるだろうと思うと、
仕事行きたくないような気もしますけど。
実際昨年、祖母と叔父が相次いで亡くなった時もそうでしたしね・・・。
本当に葬式ってものすごくエネルギーを使う。
悲しみに耽って泣いてる暇なんてありゃしない。
もうほんっとにしばらくゴメンだ。
どうかお母さん長生きしてね。
明日から家を空けること多くなるので母が心配です。
しばらくは兄の奥さんと子供がいてくれるのでかなり安心ですけど。