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いや、驚きました・・。西川社長が更迭されたのが昨日の今日なのに、早、後任が決まったと言う。しかも、元大蔵事務次官の斎藤次郎・東京金融取引所社長(73)だとか・・。
これが、鳩山首相をして「亀井郵政改革大臣のところで素晴らしい方を考えている」と言わせしめた人なのですか? そして、官房長官が「一番適切な方を亀井郵政改革相が選任した」と評価した御仁ですか?
あれほど、日銀総裁選任の時に、財務省出身者にこだわって反対したのはなんだったのでしょうね。
いくら、当の亀井氏が「斎藤氏が旧大蔵省を辞めてからすでに10年以上が経過している」と強弁しても、原口総務相が「金融の中でしっかりとした仕事をされてきた方。最適な方に引き受けていただいた」と援護射撃を打っても一寸、無茶な話。
なぜなら、彼は次官退任後、大蔵省の指定席となっている東京金融取引所((社内役員全部が大蔵・日銀出身者))の社長に天下っているのだ(http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9D%B1%E4%BA%AC%E9%87%91%E8%9E%8D%E5%8F%96%E5%BC%95%E6%89%80)。
つまり、そこから再度、政府系企業に天下るのだから、これを「渡り」と言わないでなんというのでしょうか。
西川社長にケジメをつけてもらったのに、鳩山政権がこれでは何にもならない。何か仕組まれていた茶番劇にさえ見えてくるのだ。
ただ、救われるのは細川内閣の国民福祉税(構想)で斉藤氏と協働した小沢幹事長の意思でなかったことである。
そのことは、亀井大臣の口からも、「小沢さんを含め3党の幹事長には先ほど連絡した。小沢さんは『ホホーッ』と言ってました」というアリバイから、大臣の彼へのおもねりであるとマッシーパパは推察するのです。
ともあれ、決まってしまったものは仕方ない。それよりも大事なのは、「郵政民営化」を後戻りさせないことである。又、斉藤社長の下でかんぽの宿の不正問題を徹底検証してほしいのだ・・。
処で、小沢氏は豪腕だが、この亀井大臣は強引なところがあるので、まさか、国民の意思が「民営化反対。国営化に戻せ」と誤解しているのではないだろうね。
そもそも、郵政民営化が俎上に上ってきた一つには350兆円ともいう郵貯と保険の資金が野放図に国庫に貸し出され、費用対効果をあまり省みないで公共事業にタレ流されて来た弊害である。
又、一つは、特定郵便局の特権を始め、職員が親方日の丸で合理化が進まなかったこと。
それが、曲がりなりにも民営化されたことで、効率化は様代わりによくなっているのも事実である。
ただ、効率をあせる結果、国民の利便性や今回のかんぽの宿で見られたように一部腐敗も起こる結果となったのである。
従って、「民営化を見直す」ことは決して、後戻りであってはならず、スタートから現在までに判明した問題点に限るべきであろう。
間違っても、旧郵政省官僚や郵政族議員の懐を肥やすものであってはならない。又、あくまでも民営化を目指すのだから、採算を度外視し、赤字がでたら税金で穴埋めする安易な制度づくりであってもならないのだ。
その意味ではやっぱ、「民営化」のトップに「官僚」ではすわりが悪かろうとおもうのだが、果たして・・。
最後までお付き合いいただきありがとうございました。ご批判ご賛同、なんでもいいですからコメントもいただければ幸いです。♪
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私怨で亀井さんは動いているように見えますね
最悪な人事だと思います