先週受けた漢方スクールのワンデーセミナーは「時間の流れによる養生」。
時、日、月、季節、年ごとにリズムやサイクルがあるということを学びました。
特に興味深かったのが、生年月日から自分の体力・情緒・智力の周期を知ることが出来るというもの。
体力周期は23日、情緒周期は28日、智力周期は33日のサイクルがあり、計算して今自分がどんなサイクルの上にいるのかを知ったり、
また、来週や来月、来年のこの日はどうかなど、入院、手術、試験など、いろんなことの参考にできるということでした。(例:体力周期の悪い時期の手術は避けるなど)
一見占いのように思いますが、よく考えると情緒周期の28日というのは月経周期でもあることを考えると、
人間の体のリズムというのは太陽と月のサイクルの上に存在するのだなと改めて思いました。
もうひとつ目からウロコだったのが、「子午流注(しごるちゅう)」という中国に昔からある体内時計のこと。
1日を2時間ごとに分け、それぞれの時間帯に各臓腑の「当番」があり、その臓腑の気が強い時間帯、弱い時間帯を知ることが大切だというもの。
例えば夜中の1時から3時は「肝」が当番なので、この時間にちゃんと休んでいると血が肝に戻って肝の機能が回復される、など。
だから早く寝ることは大切なんですね。(もっと早く知るべきでした)
23時から1時までは「胆」の時間なので、本当は23時までには毎日寝るのが理想。
これを24時間分知ると、排便するのが自然な時間帯とか、朝ご飯は何時までに食べるべきかとか、むくみやすい人はどうして夕方に運動するのがよいのかとか、そういうのが自然とわかってくるんです。
これはスゴイと思いました。
逆に、同じ睡眠時間でも昼夜逆転していると、休むべき臓腑がちゃんと休めなかったりするんだなと。
人間も自然の一部であり、日の出と共に起き、日が沈むと寝るというサイクルが人間にとっても理想なんですね。
というわけなので、もう寝ます!(笑)
おやすみなさい~^^
父のこと、そんなふうにおっしゃってくださって嬉しいです。ありがとうございます。