SOUTHRIDE (サウスライド)

マウンテンバイクと日常とたまにレースのブログ

サウスライド

旅々オートバイ

2008年11月04日 | Weblog


沢木耕太郎のノンフィクション「深夜特急」を初めて読んだのは、大学に入る前のことだったと思います。

池袋西口の本屋で見つけたそれは、単行本になる前のハードカバー版でした。

バスを乗り継いで香港からロンドンまで行く旅の話。

あれから文庫本になって、もっと多くの人に読まれているに違いありません。

深夜特急〈1〉香港・マカオ (新潮文庫)
 
新潮社



当時、思いっきり親の脛をかじっていた僕は、まだ大学受験中で、東京の大学を受けに来てました。

強く興味を引かれたけど、さすがに合格するまで(勉強せずに読むのは)マズイだろうと、我慢しました。


数日後、大学合格の知らせが届きました。

恥ずかしながら、実は人生で一番嬉しかった日だったんじゃないかと思います。

人よりだいぶ遅れていた僕にとって、大学に受かる事は人生のスタートが切れる事と同じだったからです。

「深夜特急」は長い間、僕の心の中心にありました。


大学4年の秋に、バイクで放浪しました。

はじめてのキャンプ場は鳥取の海岸でした。

管理人のおじさんは話し好きで、30分も引き止められましたが、キャンプ場はシーズンオフで、

夜中じゅう、僕一人きりでした。

夜中にオバケが出ました。(と思ってビビった)

正体は子猫でした。テントの周りをぐるぐる歩いていたようです。

可愛い足跡がのこっていました。(笑)

履いてたジーンズは、北海道までたどり着いたときには排気ガスと汚れで相当汚くなってました。

疲れたらコンビニの駐車場で寝ました。暖を取るためランタンだけ点けて、バイクとフェンスの隙間で寝転んで寝ました。

あれから、何年も経ちました。




久し振りに旅に出たくなる本を見つけました。

「旅々オートバイ」 素樹文生 著

著者が1年、オートバイで日本全国を旅した話です。

残念ながら現在は廃刊になってるそうです。

もういまは、こういう旅は出来ないです。その年齢でしが感じ取れないことは、確かにあると思います。

だから、今できること、やるべきだと思ったことを、精一杯やればいいのかなと。

いくつであっても。

そういうことだと思います。

 

旅は一人でいくがいいのです。 

旅々オートバイ (新潮文庫)
 
新潮社
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