マッサ・カンタービレ 

有坂まさよし 音楽家 テノール歌手です。
アリサカスクール(ありさかピアノ教室)を主宰しています。

Maestro Sostenitore 2 !!

2016-04-26 23:42:07 | 音楽
前回は、超一流のピアノニストと指揮者という側面について書きました。
今回は、声楽教師という側面についてです。
これは非常に難しいことです。なぜならピアニストは実際に歌っていないので、それで声楽のことを知るのは至難の業です。ただ歌っていないので歌手たちよりもより客観的に冷静に歌唱法について意見を持てるのです。そして、その優れた洞察力で見抜いた声楽的な所見を音楽的な助言と合わせて歌手に指示していくのです。
この優れた洞察力を鍛えるためには、多くの優れた歌手たちのもとでピアノ伴奏者として直向きに経験を積まなくてはなりません。その歌手が何を考え、起こった問題のある事象をどのように解決したのかなどを注意深く観察し、また、歌手たちに様々な助言をもらい、声楽の仕組みに対して鋭敏になっていくのです。
まあ、非常に辛抱強さが必要ですね。
それでは、続きはまた次回。Ciao ciao
コメント
この記事をはてなブックマークに追加

Maestro Sostenitore!!

2016-04-24 22:37:30 | 音楽
今日はピアノ伴奏についてお話したいと思います。
タイトルの「Maestro Sostenitore」とは音楽の世界で伴奏ピアニストに敬意をもって呼ぶ言い方です。
日本では伴奏のピアニストは、ソロ・ピアニストより軽んじられる傾向にあります。特に声楽の伴奏はとても簡単なものと考えられやすいですね。
実は声楽の伴奏が一番難しいと思います。なぜなら、超一流のピアニストであり、指揮者であり、声楽教師であり、言語学者でありと役割がたくさんあるからです。
まず伴奏ピアニストが超一流のピアニストでなければならないのは当然のように思います。人をサポートするのに自分のことで精いっぱいとういのでは困ります。それは歌手の呼吸や意図などを常に察知しながら、時にはリードするからです。やはり良い腕前でなくては務まりませんよね。
次に指揮者の役割というのは、これは歌手よりも演奏する作品に熟知をし、常に歌手をコントロールすことが重要だからです。全ての楽器の音色や特性、和声展開、それぞれフレージングやモチーフなどを知り、歌手に指示を与えなけえればならないのです。楽器について熟知していることは伴奏する上では、かなり役に立つ思います。作品の年代によっては、ピアノ伴奏でなかった作品もあり、その伴奏楽器を感じさせるような音色が要求されますし、またもともとピアノ伴奏であったものでも常にオーケストラを感じるような音色で演奏することが非常に望ましいと考えられます。そうすることで歌手もオーケストラを感じさせる歌声になるからです。
続きはまた明日にします。それではciao ciao
コメント
この記事をはてなブックマークに追加

ワンポイント・イタリア語レッスン19!!

2016-04-23 21:08:03 | イタリア語
久しぶりのワンポイント・イタリア語レッスンです。
今日は予定を聞く表現を紹介します。

Che cosa fai?
(ケ コーザ ファイ)
君は何する?


Che cosa fai domani?
(ケ コーザ ファイ ドマーニ)
君は明日何をするの?

‐Studio italiano.
(ストゥーディオ イタリアーノ)
私はイタリア語を勉強します。

‐Vedo gli amici.
(ヴェード リ アミーチ)
私は友達に会います。

‐Leggo un romanzo.
(レッゴ ウン ロマンゾ)
私は小説を読みます。


この表現を使って、予定を尋ねてみるのも楽しいですね。



コメント
この記事をはてなブックマークに追加

連弾!!

2016-04-19 22:44:25 | 音楽
今、今年の9月18日に行うありさかピアノ教室のファミリーコンサートの時に演奏する予定の連弾の曲をもう1人の先生と練習しています。
今年はJポップの曲を演奏しようと思っているのですが、クラシックとは違った難しさがあると思います。

それは、その曲のイメージやそれを歌っている歌手の雰囲気などを極力壊さずして、なおかつ、ピアノので奏でる醍醐味を聞いている人たちに伝えるということです。

クラシックの曲であれば、ある意味自分の解釈によって自由な演奏スタイルを選択できます。これはこれで難しのですが…

またJポップの曲は以外と歌われている時の楽譜とピアノ譜の音符やリズムが違ったりするので、それをうまく歌われている時の雰囲気にすることも重要な気がします。

ただ、クラシックの曲もJポップの曲も変わらないことは1つの音色の美しさの追究ですね。
コメント
この記事をはてなブックマークに追加

ヘルツ…。

2016-04-10 14:30:21 | 音楽
以前話したように、今日本伝統歌唱を会得していますが、イタリアの現代のベル・カント唱法と違いがまた1つあることに気づかされます。

それはヘルツです。ヘルツというのは簡単に言うと1つの音の高さみたいなものです。

日本伝統音楽の場合、439ヘルツで全てを調絃をします。もちろん歌もこのヘルツで歌います。

一方、現代の西洋のクラシック音楽の場合、平均442ヘルツで演奏し歌唱をします。

この差は意外と大きくて西洋音楽の方が半音近く高いということになります。そうすると、日本伝統音楽を歌った後に、西洋音楽を歌唱するときには、このヘルツの感覚を活用しなくてはなりません。

これは確かに難しいことなのですが、解決方法はあります。西洋音楽でもバロック音楽(1700年代)の音楽は今でも439もしくは440ヘルツで演奏をするので、我々西洋音楽の演奏者はバロック音楽から現代の音楽を一気に演奏するのだと考えれば、良いということになります。まあ、結構大変なことですね。
いや~和楽と洋楽の違いはまだまだありそうです。ゆかいゆかい~
コメント
この記事をはてなブックマークに追加