Fish On The Boat

書評中心のブログです。記事、それはまるで、釣り上げた魚たち ------Fish On The Boat。

自律性と幸福感。

2017-07-17 01:03:04 | 考えの切れ端
努力が必ずしも報われるものではなくても、
やるだけやることは大事なんですよね。
それも、一生すべてにおいて、
いろいろとやるだけやるのは大事だと思います。
なんらかの理由があるなどして努力できないひとでも、
毎日善く生きることがなによりも素晴らしいことだったりする。

やるだけやるっていったって、
ずっと苦しめというわけじゃないです。
それよりか、楽しんでやったらいいんじゃないのかな。
大変さの中に楽しさが潜んでいる。

ちょっと話は飛びますが、
「結果を出しましょう」「結果を見せてください」、
結果ばかり求められてしまい汲々とする毎日になっても、
そこで充実感や幸福感をとりこぼさずにちゃんと感じるためには、
結果を出すまでのいろいろなプロセスを噛みしめることにある。
過程を楽しんでこそ、生活がおもしろくなる。

資本社会の世界で、
スピードや効率が命とされ、
過程というものはその価値を見下げられていがち。
そして、そんな価値観が正しいとされて、
みんなそうすればいいのに、と会社の論理でおされがち。
ひとが擦り減り、ゆがみ、すさむことを助長するのは、
そういう風向きにあります。

労働時間が減り、休息日、余暇がふえ、
それでもまずまず稼ぐことができ、
生活に苦しむほどじゃなければ、
幸福度とともに、倫理観が強くなり、
それにつれて教養の度合いもあがっていくんじゃないのかなあ。
自律性をもてていて、
やるだけやることが大事だと教育されてきたひとであるならば。

他律性に対してはそれにしたがってやたら頑張るけれど、
自律性の面では怠ける、
というのがいちばん幸福を感じにくいと思いませんか。
また、そういうのが、社会を生きづらく、
世知辛くしていっているのが直観できると思います。
そうわかっていても、なかなかこれまでの社会の慣性からは逃れられない。

以前読んだ地方創生に関する本で、
よくしていくために変わっていくのには、
住民の意識の変化とともに知識を増やすことが必要だ、とありました。
よい気持ちを持つのは素晴らしいこと。
そして、そんな気持ちを持てたらさらに一歩進んで、
いろいろと知識を得るために動くことが大事なんだと思います。

きっと、クリエイティブをたのしむことに、
それぞれの自律性をはぐくむ種がありますよ。
余暇を楽しむクリエイティブ、なんて自律性あってこそです。
あれやんなさい、だとかと、
他人に指図されたり行動を支配されたりする
他律性になれさせられがちな世間の中、
クリエイティブで自律性を発見(再発見)する。

買い物でストレスを解消するひとっていますが、
このことも僕の考えでは、
誰かれの干渉や指図なく自分の好きなように
お金を使うことによって自律性を感じるところにあるとなる。
それだけふだんの他律性から解放されたいんじゃないでしょうか。
そういう意味では、お金の無駄遣いをすることで自律性に気づく場合はある。

となると、浪費家は他律性に過敏になっていて、
その悲鳴としての浪費行動なのかもしれないですよね。

ひとは、なにかやることをみつけていろいろやってみることに、
面白みや楽しさを見出します。
そして、そこには自律性があります。

まあ、ぼくの考えの基本には、お師匠さんについて道を歩く、
っていうより、独学で、つまりひとりで先達とは一定の距離を保ちながら、
その言葉などを読んだり聞いたり見たりしながら
道を歩くという姿勢ですから、
すべてに通ずる考えではないのですが、
独学でなにかをしていくのって、現代的でもあると思うんです。
だから、今回の考えの切れ端もそういった意味で、
みなさんの考えるヒントになればなあと思いました。
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