益子焼手づくり工房 室田窯ブログ

小さな窯元の気ままなひとこと・・・。

長年使い込んだ電子レンジが壊れた。

2010年05月29日 | 修理
これは修理不能でしょ!

故障した電子レンジ東芝製のER-515Tというタイプで、電子レンジがまだ一般に広まっていない頃の重量のある製品である。
自分がまだ実家の商売を手伝っていたころ、商売の景品で大当たりして我が家に舞い込んできたのがこの電子レンジで、実家の引越しで不要になったものを貰い受け、益子の我が家で21年現役で働いた丈夫なやつだった。
カタログも説明書も無くなってハッキリしないが、製造してから35年以上たっていると思われる。
たまに動かない時「とうとう壊れてしまったか、良く使ったもんだ!」と思ったことが何回あるか、殆どの場合ドアが完全に閉まっていなかった様で、一からやり直すと「ドン!」というすごい音で回りだすのが常だった。
チャチッポイ今風のものと違い昔のものは構造が簡単で頑丈に出来ている。
今子供の使っていた最近のものに取り替えたが、聞きなれぬ電子音より「チン!」という機械音が懐かしい。。
電子レンジで加熱中に庫内の電波の出口カバーから火が出て急にバチバチ燃え出したので何事かとビックリしたが、
明くる日電波の出口カバーを外し、湯呑の水を温めてみたら異常なく今までと同じ時間で温まった。
もしかしたらまだ使えるかも、仕事で釉薬など材料の乾燥に使ってみようか、としばらく捨てずに置いておくことにした。
燃えた「電波の出口カバー」と同じ材料が手に入れば簡単に直りそうなのだが・・・。
時価評価額0円でもそのうち骨董品として価値が出るかも

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