世界の街角

旅先の街角や博物館、美術館での印象や感じたことを紹介します。

福岡市立博物館・#2

2017-06-02 09:36:03 | 博物館・日本
<続き>
 
鴻臚館時代の交易陶磁が展示されている。遣唐使船の復元模型と共に紹介したい。9世紀前後にもたらされた陶磁片や完品が展示されており、その量は半端ではない。

長沙窯陶片と共に、ペルシャ系ガラスやイスラム陶磁片、いわゆるトルコブルーの低火度陶片も展示されている。唐代の西アジアとの交易品のおこぼれが日本に及んでいる。
このトルコブルーの陶片を見ると、津田武徳氏の論文を思い出す。氏がミャンマー・パヤジー窯址を発掘調査したところ、同じようなトルコブルーの陶片が出土したとのこと、陶片を分析すると、その様子から輸入陶磁ではなく、パヤジーで16世紀に焼成されたという。
 
 
 
 
展示されている中国陶磁の時代幅は広く、長期にわたる交易を物語っている。越州窯にはじまり、長沙、龍泉、同安、耀州、磁竈窯の焼物が展示されているが、磁竈窯については撮影禁止で掲載できない。

 

 上段左右は、耀州の劃花による単魚文の小皿で、恥ずかしながら初見である。鴻臚館の後、元寇や博多商人活躍のころの展示物は撮影禁止で、残念ながら紹介できない。黒田官兵衛・長政親子の肖像図像は撮影可能であったので下に紹介する。 

左の騎乗図像が長政、右が官兵衛の隠居図像である。長政はよほど要領がよかったであろう。

 

                                                                                              <了>
 
                                          
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