ゴールデンウィークの4連休にせっせと摂取した毒を浄化するため仕事後にジムへ走りに行った。いつものエアロバイクでいつもより負荷をたくさんかけて重めのペダルで40分350calという結果。なかなか大量の汗をかいた上でダメ押しのサウナ。身も心もヒョロヒョロになって電車に乗り込む。いつも乗らない車両のいつも座らない席で、半ば放心状態で目の前の吊革広告を見上げてみる。
『お~、西本智実かぁ』
そう思って、広告をやはりボンヤリと眺める。「西本智実」の上には「藤井フミヤ」との文字が・・・ともかく「西本智実」と言えば「ロシア音楽」というイメージが沸いてきたので曲目をチェックしてみる。電車の座席はロングシートで吊革広告はロングシートと直角方向にあるため、文字が歪んで見える。一瞬「革命」にも見えて
『あ~、ショスタコかぁ』
とも思ったのだが、やがてすぐに焦点があって「宿命」と書かれていることに気づく。私の中の記憶では管弦楽曲で「宿命」という名のつく曲は2つしかない。しかもどちらにしてもマニアックでレアなことには変わりはない。
・チャイコフスキー 交響曲第7番「宿命」
・菅野 光亮 ピアノと管弦楽のための組曲「宿命」
どちらであったとしても・・・急に全身にアドレナリンのようなものが走る。そして、よーく目を凝らしてみると、そこには
組曲『宿命』
との文字があり、その隣には「~映画「砂の器」公開40周年記念~」とあるではないかぁ!!ウッキー!!キター!!私はおもむろに立ち上がり、吊革広告の前でスマホを取り出しスマホカメラで吊革広告をパシャッと一枚。ちょっと恥ずかしかったけど、きっと周りの人たちには「藤井フミヤ」を撮ったのだと思われているはず。まあそんなわけで帰宅後すぐに、チケットぴあにアクセスし、1枚お買い上げしてしまった。チケット来るのが超楽しみっす☆
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