2週間ほど前、東京都立現代美術館に故岡本太郎氏の描いた『明日の神話』を見に行ってきた。
この絵画は、縦5.5メートル、横30メートルもあり、故岡本太郎氏が1968~69年にメキシコで制作したものである。その後、一度行方不明になっていたのであるが、2003年にメキシコの郊外に放置された状態で発見された幻の絵画である。
午後からはブルーマングループを見に行く予定が入っているので朝一番、開館前に正面玄関に辿り着き、開館と同時に他の常設展示・企画展示には目もくれずに『明日の神話』に向かった。
想像以上にバカデカイ!かつて、「べらぼうなもの」というコンセプトで作られた太陽の塔も相当デカイが、こちらも一枚の絵画としては相当にデカイ。
新聞や雑誌の写真ではわからなかったが中心のシンボルの白い部分は盛り上がっている。
ちなみに、ここ『明日の神話』コーナーのみ写真撮影が許されている。しかも、写真画像を個人のブログに載せても良いかどうか係員に尋ねてたところ、商用目的で無ければ問題無いとのことだった。
なぜ、この一角だけ良いのかと聞いてみたけど、明確な回答は得られなかった。
10時の開館と同時に入館したものの最初の30分くらいは私以外の誰も来ず、しばらくの間は私1人の独占貸切状態が続いた。そこには、私の靴の音とシャッター音しかなかった。あとは静寂と絵画から発せられる無言のメッセージが空間を支配していた。
『明日の神話』コーナーには、他に紹介のドキュメンタリービデオ2本の上映と、自邸から奇跡的に見つかったという『明日の神話』の初稿版スケッチが展示されている。
そして・・・昨日『明日の神話』の恒久的な設置場所が、東京都渋谷区のJR渋谷駅西口と京王井の頭線改札を結ぶ商業ビル「渋谷マークシティ」内の連絡通路に決まったらしいのである。
都立現代美術館に向かう前日の午後にたまたま通りかかった渋谷マークシティの連絡通路で撮った一枚。こんなことなら、もっとちゃんと撮っておけば良かったと思うけど、ここに常設されると思うと少し複雑な気分になる。
展示場所としては、ちょっと軽過ぎやしないか?確かに一日ン十万人の人通りはあるだろうけれど、ここは鑑賞が出来るところではないことだけは確かである。某ニュースサイトによれば、渋谷区が提供した画像として「渋谷駅から連絡通路への『明日の神話』設置イメージ」というのを紹介している。
ううむ、ビミョ~・・・。
じっくりと見たい人は、コレが最後のチャンスなので都立現代美術館に行くべし!公開期間が2008年6月29日まで延長になったそうなので、興味の有る人は是非行ってみて見て!!
詳しくはコチラヘ → 明日の神話 再生プロジェクト オフィシャルページ
ほんとに残念ですわ。
ちなみに、私も「TARO MONEY」の銅と白銅の両方を買って寄付しましたよん。・
寄付した人の名前も登録できます。
http://www.1101.com/taro_money/index.html
糸井重里さんが中心となってるみたいですねぇ。
って今日のお昼見てたときは気づきませんでした。
南青山の自邸は確か港区のはず。
いずれにせよ、静かなところで
この作品のパワーを一身に浴びる
ことができる場所に設置した方が
いいような気がシマス。
バクさん
でも、東京に行く楽しみが一つ
増えたような気がシマス♪
池ぴょんさん
情報ありがとうございます。
ちょうど、池ぴょんさんから情報
頂く数時間前にネット決済で購入
しました。とりあえずは白銅の方
買ってみました。
Keikoさん
あの人はCMの姿よりも素の姿の
方がもっと爆発していますよ。
亡くなってから初めてその偉大さ
みたいなものを知った人物の1人
でもあります。
Ensembleさん
今日は楽しい時間を提供して頂き
ありがとうございました。
また遊びに行きますね♪