まっしゅ★たわごと

街歩き、建築、音楽、フランス、それに写真の話題を少々

「ヒトラー〜最期の12日間〜」を観た・・・

2005年08月06日 18時20分33秒 | おすすめ

非常に有名な歴史上の人物の非常に許しがたい行いを生存者の証言に基づき再構築した映画である。

ただ、描かれているのが最期の12日間なので、600万人のユダヤ人を死に至らしめたホロコーストの悲劇はエピローグにおいて一つのデータとして取り上げられ、内容的には地下要塞で繰り広げられる狂った人間模様がただ淡々と、またそれとは対照的に地上ではソビエト軍の侵攻による爆撃で命を落とす市民や少年兵の姿が描かれていくのである。

嫌煙家であったヒトラーの自決の知らせを聞いた将校たちが隣室でホッとした表情で煙草を吸い始めるシーンや、間違った命令を下すヒトラーに正しい情報を伝えられない大臣たちのシーンなど人間ドラマが展開されていく。猪瀬直樹曰く

「破綻寸前の会社のカリスマ経営者ってこうなんだろうな、と妙に今日的な感慨に浸ったのである」

らしいが、まさに一企業の縮図を見ているかのようである。つまりヒトラーだから起こった悲劇ではなく、誰でもそれを起こしうる要素をはらんでいるのだと理解せずにはいられなかった。

戦争を知らない世代である我々が見なければいけない映画だと思った。

          

キーワード
ソビエト軍 歴史上の人物
コメント (3) |  トラックバック (1) |  この記事についてブログを書く
Messenger この記事をはてなブックマークに追加 mixiチェック シェア
« 暑中お見舞い申し... | トップ | 「淀川花火」と「... »

3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (ハハン)
2005-08-06 21:09:12
こういう映画は誰と?

いえ、ひとりで、観に行くのですか?
Unknown (まっしゅ)
2005-08-06 21:56:17
気に入った映画は1人で見に行く様にしています。

気に入った女性と見に行くときは、一般的な映画を見に行くようにしています。

てなわけで、今回は前者です
Unknown (あらたか)
2005-08-06 23:14:15
猪瀬直樹さんのコメント、かなり具体的な企業名が

イメージされていそうな雰囲気が^^;



裸の王様をつくらないよう、我々も身近な問題として

捕らえるべきなのでしょうね。

試験勉強の合間うまく工面できましたら、

見てたいと思います。

コメントを投稿


コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。
※文字化け等の原因になりますので、顔文字の利用はお控えください。
下記数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。この数字を読み取っていただくことで自動化されたプログラムによる投稿でないことを確認させていただいております。
数字4桁

トラックバック

この記事のトラックバック  Ping-URL
昨日は映画の日 (なんちゃってリーマン簿)
でしたね!!観ましたよ、もちろん!! でも帰ったのが12時過ぎで疲れてたので、 1日遅れてのご報告。 観たのはコレ、 ヒトラー〜最期の12日間〜 以前映画館の予告で知ってから これは必ず行こうと思ってた。 率直な感想は、面白い・面白くないじゃなくて世界の

あわせて読む