非常に有名な歴史上の人物の非常に許しがたい行いを生存者の証言に基づき再構築した映画である。
ただ、描かれているのが最期の12日間なので、600万人のユダヤ人を死に至らしめたホロコーストの悲劇はエピローグにおいて一つのデータとして取り上げられ、内容的には地下要塞で繰り広げられる狂った人間模様がただ淡々と、またそれとは対照的に地上ではソビエト軍の侵攻による爆撃で命を落とす市民や少年兵の姿が描かれていくのである。
嫌煙家であったヒトラーの自決の知らせを聞いた将校たちが隣室でホッとした表情で煙草を吸い始めるシーンや、間違った命令を下すヒトラーに正しい情報を伝えられない大臣たちのシーンなど人間ドラマが展開されていく。猪瀬直樹曰く
「破綻寸前の会社のカリスマ経営者ってこうなんだろうな、と妙に今日的な感慨に浸ったのである」
らしいが、まさに一企業の縮図を見ているかのようである。つまりヒトラーだから起こった悲劇ではなく、誰でもそれを起こしうる要素をはらんでいるのだと理解せずにはいられなかった。
戦争を知らない世代である我々が見なければいけない映画だと思った。











いえ、ひとりで、観に行くのですか?
気に入った女性と見に行くときは、一般的な映画を見に行くようにしています。
てなわけで、今回は前者です
イメージされていそうな雰囲気が^^;
裸の王様をつくらないよう、我々も身近な問題として
捕らえるべきなのでしょうね。
試験勉強の合間うまく工面できましたら、
見てたいと思います。