コージーアンティークの日記

買い付け日記や修理・メンテナンス、アンティーク情報などもろもろをご紹介してゆきます。

油彩作品の修理:その2

2016-10-28 22:12:35 | 修理
額縁の部分に目立つ小さい洞穴のような隙間。

どうしてこのようになるのか・・・まあコンクリートだって四半世紀もすれば劣化するでしょうし、煉瓦積みの壁も崩れることもあるでしょう。

まあ、原因を追求するのもなんですので、対処療法を施すことに。

まず、直径数ミリ程度から20ミリ弱ほど、深さもそれなりの隙間については、埋めることにします。

使用するのは、下地材。

しろーいバリウムをもうちょっと粘らせたような・・・通常、用意したばかりのピッカピカの新品キャンバスに対峙して、いざ絵を描こう!という前に施す下地作りに用いるもので、画材屋さんで入手可能。

さて、これをどのようにして埋めていくか。

隙間の大きさからして、ナイフやパテといった画材ではなく、ちょうど手元にあったテルモのシリンジを使用することに。

シリンジは、要は、注射器の様な形状のもので、我が家の老犬に薬剤(水薬)などを直接経口投与する際に使用するため、動物病院から支給されたものを二次利用することに。

余談ですが、我が家の老犬・・・元気を取り戻しつつあります。

というか現状維持ですが。。。


このシリンジは、多方面でおおいに有効活用できそうな優れもの。

流石に医療用具だけあって、クオリティーが違いますね。。。

実際の作業はというと、容量の異なるシリンジを駆使して、下地材をチューっと吸い込み、隙間に流し込んでゆきます。

地味な作業ですが、奥の方からしっかり詰めてゆきます。

そして、乾燥の為放置すること3日程度。

完全に乾燥したことを確認したのち、その上から下塗り様にゴールドを塗ってゆきます。



ここでは、下塗りを2度繰り返す前提で、ゴールドを修復個所にのみ一律に塗ってゆきます。



そして、また乾燥の為、1日放置。

これを繰り返す。

うーん、地味だけど楽しいひととき(笑)

つづく。。。




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