コージーアンティークの日記

買い付け日記や修理・メンテナンス、アンティーク情報などもろもろをご紹介してゆきます。

八世尾形乾山、山本如仙(じょせん)の作品

2016-10-17 22:23:08 | 日本陶磁器ガラス
このブログの読者の中にはデザインがお好きな方もいっらしゃるかと思うのですが、日本のデザイン、特に日本におけるグラフィックの分野を切り開いたといってもよい「琳派」。

今でこそ装飾美術(デコラティブ・アート)という言葉は、世界中で用いられていますが、そんな装飾美術=デザインの開拓者である、ミスター琳派こと尾形光琳。

名前のみならず作品にも、どこかで見たことがあるのではないかと思います。

尾形光琳は、後代に「琳派」と呼ばれる装飾的大画面を得意とした画派を生み出した始祖であり、江戸時代中期を代表する画家のひとりで、かれの実弟の尾形乾山(こちらもビッグネーム)の作った陶器に光琳が絵付けをするなど、その制作活動は多岐にわたっています。


本日は、この尾形乾山の流れを汲む、八世尾形乾山、山本如仙(じょせん)の作品。





八世乾山 山本如仙(じょせん) 角皿 尾形乾山写し 色絵十二ヵ月歌絵皿 12月 在銘 共箱
21.2cm(W) X 21.0cm(D) X 3.7cm(H)

***ちなみに、こちらは既に売却済ですのであしからず。

この山本如仙は、初代尾形乾山の流れの中でもかなりの実力者で、初代の作品の写しも忠実に制作しています。

歴代の乾山の流れの中にはいろいろな方がいて、ブログの読者の中には比較的なじみがあると思われる6代目尾形乾山ことバーナード・リーチ(1887-1979:1909年に来日)などは技術力はさておき、かなり作風は異なり、どちらかというと民芸寄りに傾倒していました。


さて、上記の色絵十二ヵ月歌絵皿の初代作のオリジナルは、1月~12月までの異なる図柄による12枚組。

上記とはサイズも異なります。(こちらはMOA美術館で所蔵中)





1970年に出版された古めの資料からですが、ほぼひとまわり小さい16.8cm X 16.8cmとありますね。

そして、裏には掻き名あり。

元禄15年製だそうです。


山本如仙(1916(大正5年)生まれ):本名「山本喜市」。浅野紫仙の師。愛知県犬山市出身。八世尾形乾山と称す。



コージーアンティークのHPはこちらから。。。



にほんブログ村 インテリアブログ アンティーク・レトロインテリアへ
にほんブログ村⇒応援クリックを宜しくお願い致します!!

Copyright 2006-2016 COZY ANTIQUE 無断の利用・転載は固くお断りいたします。
/////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////
ジャンル:
ウェブログ
コメント   この記事についてブログを書く
この記事をはてなブックマークに追加
« 諸行無常 | トップ | 油彩作品の修理:その1 »
最近の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。

あわせて読む

トラックバック

この記事のトラックバック  Ping-URL
ブログ作成者から承認されるまでトラックバックは反映されません。