網創漠蓄

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千雨の成長について

2010-04-06 07:04:28 | UQ HOLDER!
Something Orangeさんの記事を読んで反論してみる。
「成長イベントならあったじゃないか」と、千雨と同タイプの者として。
名前の挙がった同人誌は読めてないわけですが。



千雨の性格タイプは「観察者」とか「研究者」とも呼ばれ、
大抵抱える問題点としては人付き合いを避けること、
大きく引いた位置で傍観者であろうとする性質を持っている。
つまりは行動力というものが欠けている。
(neoの千雨はだいぶ違いますが)

そんな千雨がネギパーティーの中核といえるまでに成長した、
そのために必要となった課題は何かというと、
おおよそ「人と交わること」「行動すること」「自ら決断すること」
といった辺りになる。・・・元々、ヒキコモリに近かったし。



もちろん不安定なネギによる尊敬という部分も大きいのは確かだし
(茶々丸によるものも忘れてはいけない)
それなくして「中核」という位置に来ることはありえない。が、
ネギにとっての「仲間というものを認める」ことに相当するくらい
千雨にとって必要になったのが「自ら人に関わる決断をする」ということ。

最たるものが第209時間目のラカンに迫られた決断だが、
それまでにも亜子の件や対茶々丸戦、そしてなにより魔法世界編当初と
「自ら決断しなければならない状況」にさらされ続けてきたわけです。
ネギと関わるまではオフラインで主役になるのを避け続けた千雨が。



そしてもう一面が人と関わること、それ自体。ですがこちらは
魔法世界編で交流を持ったのが結局クラスメイトとラカンだけ、と
かなり怪しいとはいえそうです。密かにのどかと似てたり

ただそれでも準ひきこもり仲間意識を持つまでには
一対一の関係を少しづつ積み重ねているわけです。
まだ頼り頼られる関係、という部分が大きいにしても。

そんなわけで描かれる話数は少ないが、あるいは他のキャラの成長物語と
重複してしか描かれないが、相当な成長イベントをこなしているではないか、と。
主戦場での戦力の成長こそ、大してないかもしれないにしても。
ちなみに私の「千雨の背景予想」も挙げておきます。


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