ネギま!のなにか さんのところの記事を読んで纏めておきたくなったものを。
「にっぽん」と「にほん」、現状二通りの読みが混在していますが
どちらが正式な読みなのか、というのは案外難しい問題をはらんでいます。
「日本語での発音」の項目を読む限りでも。
元々の発音は「にっぽん(nitpong)」だったようです。(広韻より)
これが日本では「詰まる音」として「nippon」となり、
のちに唇音退化により「niffon」→「nifon」→「nihon」と変化します。
ちなみに中国語の方では先頭の歯音が退化して
n→z→rのように変化し、現代北京語では「リーベン」のような発音になります。
zだった時期に欧州などに伝わり、「ジャパン」などの語源となっています。
旧かな使い・文語体では「にほん」と書いてそのまま「にっぽん」と読むこともあり、
同様の名残は「一本、二本、三本・・・」等の読みにも残ります。
そんなわけで半濁音なるものがハ行にだけ存在しているわけです。
だから結局、「にほん」と「にっぽん」のルビは
強調のニュアンスがあるかどうかなどで使い分けるのが正しい、
ということになるのかも。もしくはルビなど振らないか。
そんなわけで統一は難しいんじゃないかなと。
いっそのこと和語で「ひのもとのくに」と読んでしまえ(何
「にっぽん」と「にほん」、現状二通りの読みが混在していますが
どちらが正式な読みなのか、というのは案外難しい問題をはらんでいます。
「日本語での発音」の項目を読む限りでも。
元々の発音は「にっぽん(nitpong)」だったようです。(広韻より)
これが日本では「詰まる音」として「nippon」となり、
のちに唇音退化により「niffon」→「nifon」→「nihon」と変化します。
ちなみに中国語の方では先頭の歯音が退化して
n→z→rのように変化し、現代北京語では「リーベン」のような発音になります。
zだった時期に欧州などに伝わり、「ジャパン」などの語源となっています。
旧かな使い・文語体では「にほん」と書いてそのまま「にっぽん」と読むこともあり、
同様の名残は「一本、二本、三本・・・」等の読みにも残ります。
そんなわけで半濁音なるものがハ行にだけ存在しているわけです。
だから結局、「にほん」と「にっぽん」のルビは
強調のニュアンスがあるかどうかなどで使い分けるのが正しい、
ということになるのかも。もしくはルビなど振らないか。
そんなわけで統一は難しいんじゃないかなと。
いっそのこと和語で「ひのもとのくに」と読んでしまえ(何