網創漠蓄

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テオドラの台詞より

2010-03-06 12:33:11 | UQ HOLDER!
もめんたむ ( 質量 × 速度 )さんの記事を見てちょっと思ったことを。
やっぱり後者の文脈じゃないかなと。



問題のこの発言、やっぱり指揮官としては問題ありのような。
「自力では救う術がない」ということでもあるし。
そこを子ども達に頼るのはやっはり問題アリではある。

でもやっぱりそこは「全てを救う解などない」という台詞も出ていることだし、
「諦めた人」とも対比してみなければいけないのかもと。
そう、変態総督が「袂を別った」理由と繋がるのではと。



実際、彼としては「為政者として」最善を尽くしている様子。
彼の場合は魔法世界の崩壊を避けられない事実として受け入れており、
全員を救うという道を閉ざそうとしていることが問題ではあります。

そう、対立軸としてここら辺のことが存在する可能性もあるわけです。
「崩壊する世界から確実に助ける人を確保」vs
「世界自体あるいは最大多数の救助の模索」という風に。そして
世界のトップのほぼ全てがこの対立項に絡めとられていたりするのではと。
人はそのような二分法的思考に陥りやすいものではあります。



そんなわけでテオドラのこの台詞、為政者・指揮官としては
「可能性を尊重し邪魔立てはしない」意思の表れとも取れるのではないかと。
政治的立場を今のところ持たない者達への態度として。

対ラカン戦での支援への躊躇とは性質が違うが、クルトがセラスの
念話を取り上げたようには「問題とされる懸念」がありそうな。
そんなふうにやっぱりそれでも問題視されうる発言ではあるのかも。
「10代の少女」ならでは、ではありそうだし、テオドラ自身も
普段普通に喋ると失言の多そうな人ではあるので。


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