橋下さんがんばれ、大阪市長選に思う
13日に告示され、27日に行われる大阪市長選は予想通り橋下・平松両氏の対決になった。私は橋下前大阪府知事の当選を切に願う者である。大阪はこのままではさらに地盤沈下し、少し大きいくらいの地方都市になりかねない。かって昭和10年まで、大阪の経済規模は東京を抜いていた。米軍もそれを知ってか東京より大阪により多くの爆弾を投下した。戦後、昭和30年ごろには大阪の経済規模は東京の2/3になり、現在では半分になっている。大阪の東京に比しての地盤低下の最も主たる原因は、昭和10年に始まる戦時経済と、戦後のGHQ(占領軍司令部)による中央集権的経済統制にある。経済行為は中央の権力により統制指導され、大阪にあった本社はどんどん東京に移転した。中央権力の意向を素早くキャッチしないと、企業は行きぬけなかったのだ。特にGHQは企業や企業人の生殺与奪の権を握っていた。また通信機能の革新により首都から各地への連絡が容易になり、企業経営の権限を東京に集中しやすくなったことも原因の一つであろう。私は大阪近傍に生まれ育ち、学びくらすものとして大阪の繋栄を願望する。
大阪が繋栄することは日本の繁栄に通じる。東京一極集中では政治経済は不安定であり、規模の更なる拡大は望めない。東京と大阪の二大都市圏を結び、その間の地域にすべて首都機能を持たせることにより、東京大阪間の約450km、さらに拡大すれば水戸岡山間の600kmに及ぶ広大な地域は一大都市に変貌する。交通通信等の技術はこの企画を実現しうるところまできている。そう遠からずして東京大阪間は1時間で行き来できるであろう。この巨大都市の出現が日本経済の興隆に大きく資することは自明である。そのためには大阪が東京の次位に甘んじていてはいけない。東京と同程度の規模になり東西二極が平衡をとらねばならない。そうなってのみ両都市間の地帯は大きく変貌し革新される。東京一極集中では他の地域は所詮首都のおこぼれを頂戴する末端に過ぎなくなり、日本経済の更なる発展は望めない。未来の長さ500kmにわたる超巨大都市の実現と、それを土台とした日本経済の発展のためには大阪ががんばらねばならない。問題は大阪だけの問題ではなく日本全体の問題なのだ。
大阪にはより発展する可能性が残っている。大阪摂津平野のみならず、京都・奈良・近江盆地、播州・和歌山・福井・石川平野などを結べば関東に匹敵する広大な経済圏が出現する。なんなら大阪湾を埋め立てて四国と陸続きになってもいい。京都大阪の両旧制帝大を始めとして多くの大学や研究機関もあり、工場も多く、特に中小企業の技術的優秀さは群を抜く。知的人材に欠けるところはなく、新旧の文化の保存も充分であり、特に伝統文化の層の厚さは大きい。政治しだいではまだまだ発展する可能性はある。
東京には東京の文化があり、大阪あるいはより広く京阪神・近畿にはまた独自の文化がある。東西にそれぞれ独自の文化がありそれが統合されて併存することは日本文化の大きさを意味する。
以上のように考える私は橋下氏の意見にすごく共感する。橋下氏は東京大阪の二極均衡を日本の発展の基軸にする考えだ。その具体的な政策が大阪都構想だ。府と市に分散された機能を統一し予算の無駄を省き、大阪を中心とする近畿各地との交通網を整備して、大大阪政治経済地域を構築することが橋下氏の構想だ。大阪が発展的に生き延びるためにはこの構想しかない。かなり感情的な意見になるが、私はいっそ大阪や近畿は部分的に独立してもいいのではないかとさえ思う。これ以上東京一極集中が進むのならばだ。
橋下氏は4年来大阪改革を大声で唱えてきた。対して現市長の平松氏は何をしたのか?ただ橋下氏の意見を批判し、それに対抗するために市制の部分的な手直しを若干しようとしただけにすぎない。少なくとも大阪を積極的に改革するプランの提示はない。この事は議員諸氏にもいえる。議員各自が府市を問わず大阪改革に何か提言したのか。誰も何もしていまい。議員諸氏はただ俸給をもらっているだけで自らをよしとするのか?だから現在の大阪がある。それを打破するためには一見独裁的ともいえる指導力が必要だ。指導力なくして改革はない。大阪市制に対する批判は国政レベルにも妥当する。民主党政権の稚拙さと凡庸さは見てはおられない。大阪の選挙は国政改革に直結する。平松氏に一言。平松氏は、常に大阪は東京の真似をするべきではないと、また大阪には東京ほどの基礎体力がないという。負け犬根性だ。こういう発言を大阪人は一番嫌う。
自民党大阪府蓮に一言。かって平松氏の市長選出に反対だった自民党が今度は平松氏を推し、政敵民主党と組む。大阪維新の会のメンバ−の主力はかっての自民党議員ではないのか。自民党のあり方に、つまり真正保守としてのあり方に飽き足らず、党の主力が維新の会に参加したのではないのか。そして今回の選挙では共産党とも実質的に組む。野合もいいとこ、支持者への裏切りだ。選挙結果いかんに関わらず大阪の自民党は壊滅する。私は国政レベルでは自民党支持者であるだけに、今回の自民党大阪府蓮の対応を残念に思う。この点では自主投票つまり中立を決めた公明党は賢明だ。
共産党にも一言。共産党はかってどの選挙にも独自の候補を立ててきた。今回に限り候補者を出さず、事実上の平松支持に廻った。その理由が、橋下独裁を阻止するためとか。では問う。共産党はマルクスレ−ニン主義に基づくプロレタリ独裁を党是として否定したのか?否定してはいまい。民主制度の下では、それを利用して生き延び、いざ政権をとったら独裁に転じる。共産党の本音はそこにあるはずだ。模範は旧ソ連、現中国他いくらでもある。共産党が橋下独裁云々というのは自己撞着だ。共産党の存在が肯定される日本で橋下氏が独裁者になる可能性はない。共産党よそこのところをよくよく考えてから発言せよ。
忘れてはならないことは平松支持勢力の中核が連合という労組の親玉であることだ。それに共産党が加わる。私には今までの大阪市制は市職員と労組と他の圧力団体のためにあったとしか思えない。今回の選挙は左翼対市民の戦いの様相を呈してきた。一部の労組は利権団体だ。利権団体は時としてある種のマフィアに変貌する。
大阪がしっかりしないと日本の発展はありえない。一地方都市という意識を持ったとき大阪はおしまいだ。同時に日本の発展もとまる。現在大阪市府政に望まれるものは首長の指導力だ。橋下氏よがんばれ。そして将来の日本国首相になれ。私はそれを望む。
13日に告示され、27日に行われる大阪市長選は予想通り橋下・平松両氏の対決になった。私は橋下前大阪府知事の当選を切に願う者である。大阪はこのままではさらに地盤沈下し、少し大きいくらいの地方都市になりかねない。かって昭和10年まで、大阪の経済規模は東京を抜いていた。米軍もそれを知ってか東京より大阪により多くの爆弾を投下した。戦後、昭和30年ごろには大阪の経済規模は東京の2/3になり、現在では半分になっている。大阪の東京に比しての地盤低下の最も主たる原因は、昭和10年に始まる戦時経済と、戦後のGHQ(占領軍司令部)による中央集権的経済統制にある。経済行為は中央の権力により統制指導され、大阪にあった本社はどんどん東京に移転した。中央権力の意向を素早くキャッチしないと、企業は行きぬけなかったのだ。特にGHQは企業や企業人の生殺与奪の権を握っていた。また通信機能の革新により首都から各地への連絡が容易になり、企業経営の権限を東京に集中しやすくなったことも原因の一つであろう。私は大阪近傍に生まれ育ち、学びくらすものとして大阪の繋栄を願望する。
大阪が繋栄することは日本の繁栄に通じる。東京一極集中では政治経済は不安定であり、規模の更なる拡大は望めない。東京と大阪の二大都市圏を結び、その間の地域にすべて首都機能を持たせることにより、東京大阪間の約450km、さらに拡大すれば水戸岡山間の600kmに及ぶ広大な地域は一大都市に変貌する。交通通信等の技術はこの企画を実現しうるところまできている。そう遠からずして東京大阪間は1時間で行き来できるであろう。この巨大都市の出現が日本経済の興隆に大きく資することは自明である。そのためには大阪が東京の次位に甘んじていてはいけない。東京と同程度の規模になり東西二極が平衡をとらねばならない。そうなってのみ両都市間の地帯は大きく変貌し革新される。東京一極集中では他の地域は所詮首都のおこぼれを頂戴する末端に過ぎなくなり、日本経済の更なる発展は望めない。未来の長さ500kmにわたる超巨大都市の実現と、それを土台とした日本経済の発展のためには大阪ががんばらねばならない。問題は大阪だけの問題ではなく日本全体の問題なのだ。
大阪にはより発展する可能性が残っている。大阪摂津平野のみならず、京都・奈良・近江盆地、播州・和歌山・福井・石川平野などを結べば関東に匹敵する広大な経済圏が出現する。なんなら大阪湾を埋め立てて四国と陸続きになってもいい。京都大阪の両旧制帝大を始めとして多くの大学や研究機関もあり、工場も多く、特に中小企業の技術的優秀さは群を抜く。知的人材に欠けるところはなく、新旧の文化の保存も充分であり、特に伝統文化の層の厚さは大きい。政治しだいではまだまだ発展する可能性はある。
東京には東京の文化があり、大阪あるいはより広く京阪神・近畿にはまた独自の文化がある。東西にそれぞれ独自の文化がありそれが統合されて併存することは日本文化の大きさを意味する。
以上のように考える私は橋下氏の意見にすごく共感する。橋下氏は東京大阪の二極均衡を日本の発展の基軸にする考えだ。その具体的な政策が大阪都構想だ。府と市に分散された機能を統一し予算の無駄を省き、大阪を中心とする近畿各地との交通網を整備して、大大阪政治経済地域を構築することが橋下氏の構想だ。大阪が発展的に生き延びるためにはこの構想しかない。かなり感情的な意見になるが、私はいっそ大阪や近畿は部分的に独立してもいいのではないかとさえ思う。これ以上東京一極集中が進むのならばだ。
橋下氏は4年来大阪改革を大声で唱えてきた。対して現市長の平松氏は何をしたのか?ただ橋下氏の意見を批判し、それに対抗するために市制の部分的な手直しを若干しようとしただけにすぎない。少なくとも大阪を積極的に改革するプランの提示はない。この事は議員諸氏にもいえる。議員各自が府市を問わず大阪改革に何か提言したのか。誰も何もしていまい。議員諸氏はただ俸給をもらっているだけで自らをよしとするのか?だから現在の大阪がある。それを打破するためには一見独裁的ともいえる指導力が必要だ。指導力なくして改革はない。大阪市制に対する批判は国政レベルにも妥当する。民主党政権の稚拙さと凡庸さは見てはおられない。大阪の選挙は国政改革に直結する。平松氏に一言。平松氏は、常に大阪は東京の真似をするべきではないと、また大阪には東京ほどの基礎体力がないという。負け犬根性だ。こういう発言を大阪人は一番嫌う。
自民党大阪府蓮に一言。かって平松氏の市長選出に反対だった自民党が今度は平松氏を推し、政敵民主党と組む。大阪維新の会のメンバ−の主力はかっての自民党議員ではないのか。自民党のあり方に、つまり真正保守としてのあり方に飽き足らず、党の主力が維新の会に参加したのではないのか。そして今回の選挙では共産党とも実質的に組む。野合もいいとこ、支持者への裏切りだ。選挙結果いかんに関わらず大阪の自民党は壊滅する。私は国政レベルでは自民党支持者であるだけに、今回の自民党大阪府蓮の対応を残念に思う。この点では自主投票つまり中立を決めた公明党は賢明だ。
共産党にも一言。共産党はかってどの選挙にも独自の候補を立ててきた。今回に限り候補者を出さず、事実上の平松支持に廻った。その理由が、橋下独裁を阻止するためとか。では問う。共産党はマルクスレ−ニン主義に基づくプロレタリ独裁を党是として否定したのか?否定してはいまい。民主制度の下では、それを利用して生き延び、いざ政権をとったら独裁に転じる。共産党の本音はそこにあるはずだ。模範は旧ソ連、現中国他いくらでもある。共産党が橋下独裁云々というのは自己撞着だ。共産党の存在が肯定される日本で橋下氏が独裁者になる可能性はない。共産党よそこのところをよくよく考えてから発言せよ。
忘れてはならないことは平松支持勢力の中核が連合という労組の親玉であることだ。それに共産党が加わる。私には今までの大阪市制は市職員と労組と他の圧力団体のためにあったとしか思えない。今回の選挙は左翼対市民の戦いの様相を呈してきた。一部の労組は利権団体だ。利権団体は時としてある種のマフィアに変貌する。
大阪がしっかりしないと日本の発展はありえない。一地方都市という意識を持ったとき大阪はおしまいだ。同時に日本の発展もとまる。現在大阪市府政に望まれるものは首長の指導力だ。橋下氏よがんばれ。そして将来の日本国首相になれ。私はそれを望む。










