僕らはイーブイズ! 兼デュエリスト

シャワーズとブイズ。遊戯王では蟲惑魔が好きです。
XYやそれ以前の型考察を載せてます。
遊戯王はデッキの解説とか

PSYフレーム

2015年10月23日 | 遊戯王
放送などで使用しているデッキの構築です。
メインデッキとエクストラデッキのみで、サイドまでは書いてません。

※デッキを組み替えたりするので、時期によって多少内容が変わる場合があります。

<純PSYフレーム>



~デッキ詳細~

・メインデッキ

☆モンスター(17枚)
PSYフレーム・ドライバー 3
PSYフレームギア・α 3
PSYフレームギア・β 2
PSYフレームギア・γ 3
PSYフレームギア・δ 3
カードカーD 3

☆魔法(15枚)
PSYフレーム・サーキット 3
サイコ・フィール・ゾーン 3
サイコパス 1
サイクロン 2
強欲で謙虚な壺 3
波動キャノン 1
ハーピィの羽根箒 1

☆トラップ(8枚)
PSYフレーム・オーバーロード 3
サイコ・トリガー 1
激流葬 2
破壊輪 1
神の警告 1
神の宣告 1



・エクストラデッキ

☆シンクロ(15枚)

(レベル7)

PSYフレームロード・Ζ 2
ブラック・ローズ・ドラゴン 1
月華竜ブラック・ローズ 1
クリアウィング・シンクロ・ドラゴン 1
邪竜星-ガイザー- 1
ライトロード・アークミカエル 1
ダーク・ダイブ・ボンバー 1

(レベル8)

PSYフレームロード・Ω 2
メンタルスフィア・デーモン 1
クリムゾン・ブレーダー 1
スクラップ・ドラゴン 1
えん魔竜レッド・デーモン 1 (※機種依存文字なので平仮名で代用してます)

(レベル9)

メンタルオーバー・デーモン 1



~~~~~~

PSYフレームデッキです。
シンクロテーマでサイキックのテーマだから、ちょっと組んでみたくなりました。
…ドライバーのフレイバーテキストで、アニメキャラが使ってくれるかと期待していた時代がありました…。

ひとまず、最初はPSYフレームギアの単体性能の個人的な意見を書いていき、他のサポートカードの解説を書いて行きます。



☆モンスターカードについて

まずはPSYフレームギア…と言ってもカーD以外はみんなPSYフレームギアですがね。
自分のフィールドにモンスターがいない時に、手札での誘発効果で特殊召喚ができて、サイフレームドライバーを手札、デッキ、墓地から特殊召喚します。
この効果で出したモンスターは全てエンド時に除外されます。そして、PSYフレームギアのこの効果はドライバーが出てこられないと効果を使えません。
なので効果を使いすぎて、デッキのドライバーを何枚も除外しないよう注意が必要です。
それぞれ固有の効果を持っています。基本的に相手になにかしてもらわないと出てこられません。

このデッキの特徴としては、常に敵の効果の無効は1回は入るのですが、自分からけしかける手段に乏しいということです。

・α(アルファー)
相手がモンスターを召喚、特殊召喚した時に発動でき、特殊召喚することができます。
効果はPSYフレームカードのサーチ。勿論、魔法カードのサーキットやトラップカードのオーバーロードを持ってくることもできるので、汎用性がとても高いです。そのため3枚積みました。
発動条件は一番緩いですが、セットと反転召喚に反応出来ないのはややネックか。

・β(ベータ)
相手モンスターの攻撃宣言時に発動でき、このカードを特殊召還して、そのモンスターを破壊してバトルフェイズを終了させます。
敵モンスターを破壊しつつバトルフェイズも終わらせるため、フィールドが、がら空きになる点をある程度ケアできるカードでもあります。
採用枚数ですが、ある程度は手札に欲しいものの、先に他のPSYフレームギアの効果を使ってると使いにくいかったりするので採用枚数を控えて2枚にしました。
攻撃してきたモンスターを破壊できないとバトルフェイズが終わらない点には注意。

・γ(ガンマ)
相手モンスターの効果が発動した時に効果を発動でき、手札から特殊召還し、モンスター効果の発動を無効にして破壊します。
幽鬼うさぎ+エフェクトヴェーラーの効果で、非常に強力です。
やはり能動的には動けず、基本的には相手ターン中に使うことが多いです。
レベルは2なので、積極的にPSYフレームロード・Ωへのシンクロを狙いましょう。
PSYフレームギアと分かった時点で相手がモンスター効果を使ってくれるか否かは定かではないのですが、モンスター効果を無効にし、1体破壊できた場合のリターンは大きいし、
このモンスターが常に手札にあるという相手への牽制にもなり得るので、3枚積みました。


・δ(デルタ)
相手の魔法カードが発動したときに発動でき、手札から特殊召還して、魔法カードの発動を無効にして破壊します。
個人的には一番頼もしいし、敵に回したら一番厄介な印象。
効果を無効にする対象として狙いたいカードはやはりハーピィの羽根箒や、サイクロン等の除去。
常にこのカードがあるということを相手が頭に入れてプレイングすることにより、伏せ除去を躊躇させることができます。
他にも、制限カードの死者蘇生や貪欲な壺、ソウル・チャージなどの効果を無効にして、敵の逆転の芽を摘み取ってやりましょう。
レベルは2なのでこちらもΩへのシンクロを狙えます。
このように汎用性も高くて優秀なのですが、敵が魔法カードに依存しないデッキだったり、敵がこのカードを警戒して、場にモンスターがいない時に魔法カードを使ってこないと腐る点には注意。

その他のモンスターですが、カードカーDが3枚。
フィールドをほぼ確実に空け、アドバンテージを稼ぐカードとして優秀です。
このカードを使うときはバトルフェイズや自ターンでの特殊召還ができない点も、このデッキは召還権を全く使用しないため、このカードのためにだけ召還権があればいいといっても過言ではありません。
他のデッキと異なり、ヴェーラーなどを先打ちされて効果を無効にされても、このカードをコストとしてリリースしておいて、フィールドを空けておくこと。



☆魔法カードについて

このデッキですが、モンスター効果が非常に極端なため、上手く回すためには魔法カードありきな部分が大きいです。
…が、入れればいいカードは大体決まっているので書いていきます。

・PSYフレーム・サーキット
(1)番の効果は自分フィールドにPSYフレームモンスターが特殊召還された場合に発動。
PSYフレームモンスターのみでシンクロ召還を行えます。
効果を使ったPSYフレームモンスターを使って、シンクロモンスターを即時に出せる。
という部分が目立つカードですが、特殊召還したサイフレームギア、特にドライバーを除外しなくて済む点は大きいです。
極力手札に欲しいので3枚。強欲で謙虚な壺が3積みだったり、α(アルファ)のサーチも効くので、なるべく手札に呼び込みましょう。
このカードを発動している時は、状況に応じてシンクロしてサイフレーム達を墓地に送るか、オーバーロードなどのコストに使って除外するかはしっかり判断しましょう。

(2)番の効果は手札のPSYフレームをコストにコンバットトリックを行えます。
このカードがあると相手に戦闘を躊躇させる効力があるということも忘れてはいけません。攻め込む時に相手モンスターを強行突破することもできます。
特に、手札で腐っているドライバーを切って2500アップした時の効力は中々強力です。

ただし、複数枚来ると腐る点は注意。

・サイコ・フィール・ゾーン
このデッキ第2のシンクロサポートカード。
除外されている自分のサイキック族チューナー1体とチューナー以外のサイキック族モンスター1体を墓地に戻してそのレベルの合計と同じサイキック族のシンクロモンスターをエクストラデッキから表側守備表示で特殊召還できます。
守備表示で出てくるためすぐに戦闘できない点、このカードの効果では特殊召還で出てくるため、戦闘や効果で破壊されると蘇生制限を満たしていない点には注意。
とはいえ、このカードで出して墓地に送られても、ΩとΖの(2)の効果で墓地からエクストラデッキに戻せば、蘇生できない点はそこまで気になりません。
また、ΩとΖには優秀な除外効果があるため、すぐに戦闘できなくても1度敵の様子見ができたりと、シンクロ先がそこまでこのカードの悪い点を引っ張らないのもいいところです。
効果を使って除外されているPSYフレームモンスターを、除外ゾーンから墓地に戻して、シンクロモンスターを1体場に出せるカードと見ればいいでしょう。
ただし、上記のPSYフレーム・サーキットで上手くデッキが回転している場合は、モンスターが中々除外されないので腐る点には注意。

サーキットがなくとも、このカードとPSYフレームギアだけで回していける点を考慮して、積み枚数は優先的に増やし、3枚にしました。

・サイコパス
800ポイントライフを払い、除外されているサイキック族モンスターを2体まで手札に加えることが出来ます。
ライフコストが発生しますがそこまで重いコストでもなく、即座に2枚のサイキック族モンスターを回収できる点は優秀。
なるべく回収対象にはPSYフレームギアを選びたいところですが、場合によってはドライバーが多く除外されている時に、あえてドライバーを選択し、ギアの効果を使えるようにする使い方もしたりします。
当然ですがサイコ・フィール・ゾーンのときのようにサーキットで上手く回していてサイキック族が除外されていないと腐る点に注意。
このカードも中々いい性能をしているのですが、極力サイコ・フィール・ゾーンの方を優先したいため、採用枚数は1枚に控えました。

・サイクロン
言わずと知れた、超有名な魔法トラップ除去カード。
このデッキでは敵にカードを使わせる目的もあります。
なるべく罠は踏みたくないですが、オーバーロードがあったり、魔法にはδ(デルタ)がいたり、他のカードを優先するため採用枚数は2枚に抑えました。

・強欲で謙虚な壺
このデッキは自分のターンであまり特殊召喚をしません。カーDをメインから3積みしてるくらいですからね。
カーDを壺で引き当てて、2枚ドローしてやりましょう。
サイコ・フィール・ゾーンとはやや相性悪し。…まあ、次のターンに特殊召喚出来ればいいか。

・波動キャノン
このデッキは自分からけしかける手段がほぼありません。そのため、ただ単にダメージを与える以上に、敵にカードを使わせる目的があります。
このカードを除去するためにサイクロン等の魔法カードを使えばδ(デルタ)、打開するためにモンスター効果で展開しようとすればγ(ガンマ)、攻撃でこちらのライフを削ろうとすればβ(ベータ)。と言うように、与えるダメージが増えれば増えるほど、敵への圧力をかけることができます。
場合によってはこのカードでフィニッシュできる事も。
敵のライフが少なければ少ないほど有効です。
このように欲しい場面はたまにあるのですが、ダブったりすると少し使いづらかったりするので、ピン刺しにしました。

・ハーピィの羽根箒
ちょー強い制限カード。
1枚入れましょう。



☆トラップカードについて

・PSYフレーム・オーバーロード
(1)の効果は、1ターンに1度自分の手札、及びフィールドの表側表示のPSYフレームモンスター1体をコストに除外して効果を発動。フィールドのカード1枚を裏側で除外できます。
発動には、効果を使ってフィールドに出し、エンド時に除外されるPSYフレームモンスターを使うと、無駄がありません。
1対1交換をしたPSYフレームモンスターをアドバンテージに転換できます。
除去も通れば裏側で除外なので、通ればそのカードはほぼ再利用不能です。
(2)の効果は、このカードが墓地に送られたターンは使えませんが、墓地のこのカードを除外して、デッキからオーバーロード以外のPSYフレームカードを1枚加える効果。
この効果のお陰で、破壊されてもあまり痛くありません。
また、Ωの効果との相性もいいため狙って行きましょう。
1ターンに1度にカード名の縛りがないため、同じカードが複数枚来ても、コストさえ払えればそれぞれ1回づつ効果を使えますし、効果も優秀なため、なるべく手札に呼び込みたいカードです。
3積み安定。

・サイコ・トリガー
発動条件は相手にライフが負けていないといけませんが、墓地のサイキック族モンスターを2枚除外して発動し、デッキからカードを2枚ドローします。
トラップカード故に直ぐに使うことは出来ませんが、相手ターン中に使う事もできます。サイクロンなどにチェーンして使えれば気分がいいでしょう。
墓地のサイキック族モンスターを除外するため、サイコ・フィール・ゾーンのトリガーにする事もできます。
効果は強力ですが、発動条件がやや使いづらいのと、デッキ的な相性もそこまでよくはないので、1枚にしました。
除外と墓地のサイキック族モンスターを調整する目的もあるので、適当に2枚ドローするためだけに使わないこと。

・破壊輪
デッキ的なシナジーがあるわけではないのですが、フリーチェーンで相手モンスターを破壊できる優秀な制限カードなので1枚。

・激流葬
フィールドが、がら空きになりやすい性質上使いやすいです。
α(アルファ)の効果にチェーンして相手モンスターだけ除去して展開すると、最高に美しい!ってなります。
トラップカード枚数のバランスを考えて2枚に。

・神の警告
優秀な制限カードなので1枚。

・神の宣告
優秀な制限カードry



☆エクストラデッキに関して
このデッキはシンクロしたいのですが、フィールドを開けたいため、出したいカードは、殆どがΩとΖです。
そして、サイコ・フィール・ゾーンで出せるカードはサイキック族のみ。
その上、サーキットによるシンクロの組み合わせも、ドライバー+ギアのチューナーのため、レベル7か8ばかり。
更にレベル4モンスターも存在しないため、汎用ランク4のエクシーズモンスターも入って来ません。
なので、エクストラデッキは基本スカスカです。ΩとΖはそれぞれ2枚づつ必要ですが、それ以外は好みで決まります。
一応フィールドを開けやすいモンスターは、ブラック・ローズ・ドラゴン、邪竜星-ガイザー-、ダーク・ダイブ・ボンバー、スクラップ・ドラゴンなどです。
…まあ、この辺も好みですが。
メンタルオーバー・デーモンですが、サイコ・フィール・ゾーンで出すにはレベル合計さえ合わせればいいのと、ΩとΖは墓地発動の効果が優秀かつ、墓地にさえ行けばエクストラデッキに戻るため、除外された時のカバー用にいます。と言うかほぼそれが目的。
一応ハイパーサイコガンナーが他にいますが、守備が2500で止まってるのと、貫通&貫通分回復の効果だけだからメンタルオーバー・デーモンにしました。まあコイツの効果も、除外して戻ってきたモンスターをオーバーロードで使えればいいかな程度でしか期待してませんが…。
結論:ΖとΩが2枚づつあれば、他のメンタルオーバー・デーモンとかは好みで決めていい。



☆纏め
このデッキは、強力な手札誘発を多く保有する反面、自分から行動を起こすことが出来ません。
敵の行動を妨害しながらオーバーロードで地道にアドを稼いだり、除外ゾーンにシンクロに必要なサイキック族モンスターを溜めたり、サーキットを貼ってシンクロを狙ったりする感じが主です。
ΩやΖを早めに展開して、有利に立ち回りたいです。
特に、オーバーロードとΩの効果のコンボが通り始めると強力です。
このデッキの弱点としては、シャドールやネクロスのエクストラデッキメタ。
他にはヴェルズ・オピオンにドライバーの特殊召喚を妨害されたり、虚無空間を貼られて特殊召喚自体できない状態にされると一気に不利になります。
このようなモンスターやカードを使われないためにも、PSYフレームギアモンスターで妨害したり、除去カードで向かい打ちましょう。
敵の妨害に徹しながら地道に戦う感じが楽しいデッキです。
…まあ、敵が止まり切っちゃうと、自分から中々仕掛けに行けなくて苦労しそうだけど…。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿