閑居無線

趣味のアマチュア無線・電子工作など

「こち亀 両さん」 が終了するそうです

2016-09-06 11:03:44 | 日記

 「えっ」と驚きました。少年ジャンプの連載漫画「こちら葛飾区亀有公園前派出所」が終わるそうです。
ネットで見て、その後NHKニュースでも見ました。NHKニュースで流れるとはさすが「両さん」です。蛇足ですが、NHKアナウンサーが「はしゅつしょ」を「はつつしょ」と2回読んでしまい3回目で「はしゅつしょ」と呼んだのを聞いてプロでもやってしまうんだなと笑ってしまいました。
「まあ両さんだからいいか」などと思ってしまいます。それと昨夜のニュースウォッチ9でも取り上げられました。

 先月の東京散策で柴又に寅さんを訪ねた内容のブログをアップしようと思っていたところでした。
葛飾を全国区にしたのは、「寅さん」と「両さん」ですよね。
今年は寅さんを訪ねたのですが、「両さん」は、4年前に尋ねています。ハムフェア(アマチュア無線フェスティバル)参加のついでにと亀有まで足を伸ばしました。
 亀有駅前で大きく口を開けた短足でサンダル履きの「両さん」が出迎えてくれます。駅の観光パンフレットと並んで「こち亀マップ」が用意してあり両さん像の場所が書かれています。
これを見ながらいろいろなポーズの両さん像を尋ね歩きました。「中川」「麗子」「本田」の像も含めて10箇所ほどあったと思います。


 「両さん」には思い入れが有ります。というのは、私がサラリーマン生活を始めたのが、少年ジャンプへ「こち亀」の連載が開始された年です。昭和51年(1976年)です。(ちなみに田中角栄がロッキード事件で逮捕されたのもこの年です)
 昨年サラリーマン生活を終えて毎日サンデーとなった時、自宅の本棚を整理したのですが、並んでいるこち亀の単行本は、廃棄するのを止めました。 こち亀が始まった年に社会人となったんだとふと思い出しました。
 当時会社の独身寮で生活しており、2人部屋だった同室の先輩が漫画好きでジャンプ、少年サンデーなどを買ってきていました。少年チャンピオンには「ガキデカ」(こまわり君)が連載されていたと思います。
こち亀を第1回から読んでいたかというとそうでないのかもしれません。ただ、当時の職場で「両さん」が面白いと話題になったのを覚えていますので、ほぼ連載開始からだったと思います。
「両さん」の連載は、ほぼ私のサラリーマン生活と同じ時代です。  

 破天荒でいて人情深いキャラクタ、パワフルで周囲を巻き込み騒動を起こしながらも憎まれない。テレビやネットのコメントのとおりです。その時々のトレンドがストーリー展開に出てきます。出てくるメカや背景なんかも結構写実的に描かれていて好みです。
 もう随分前ですが、勝鬨橋をタクシーで通過した時「これがこち亀に出てくる勝鬨橋か」と感激したことを思い出します。 

 多分、「両さん」の歳は私より5歳くらい上の設定かなと思います。時々、「両さん」の少年時代の話しが出てきますが懐かしく思うのと同時に、田舎生まれの私には下町ではあるが都会っぽい両さんの街に憧れを感じたのかもしれません。 

 毎週ジャンプを買うことも無くなった時期は喫茶店で読んだり、単行本を買って読んでいましたが単行本第130巻くらい(2000年過ぎたくらい)から御無沙汰になっていました。 

     第1巻、2巻         「Kamedas」 1993年刊(こち亀辞典風です)

 連載終了のニュース報道を見ていると、亀有にはカラーの「両さん」「中川」「麓子」の像もできているようです。また尋ねたいですね。
 きっと両さんは、まだ公園前の派出所であばれているのでは・・・

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