あるいて・みつける

歩く速さで見つけたものを、記録に残していきます。ゆっくりと歩けば、いろいろなものが見えてきます。

SMC Macro Takumar 50mmF4

2017-07-12 06:53:50 | タクマー・レンズ
歪曲収差たっぷりの魚眼レンズで撮影したら、次の撮影は真面目な描写で攻める。このような撮影も面白味が有って良いものです。やはりマクロレンズは歪曲収差も色収差も、色々な雑味が消えた真面目一辺倒な描写になりますが、季節の雰囲気を撮影する時には必要なレンズになります。膨れたり縮んだりしなくて、色ずれも少ない実直真面目な描写は好感が持てます。

見たままそのままに描写しますから、季節の記録写真用レンズとしては好適ですし、クローズアップ・レンズのように周辺画像が少し曖昧にはならないために、一段グレードアップしたマクロ撮影が容易に行えます。スーパータクマーから倍率が0,5倍になってしまいましたが、APS-Cサイズのディジタル一眼レフ・カメラでは、0.75倍と少し大きめに写りますので、何ら不足を感じません。

ここまで書くと凄いマクロレンズのようにも感じますが、テッサー構成のレンズですので、昔ながらの特徴が現れてくることになります。少し収差で残る部分がありますので、中景から遠景の撮影となるとフレアが出てきて、画像のコントラストが下がり気味になります。中景から遠景撮影は、現代のテッサー・レンズであるインダスターなどを用いたほうが良く写ります。

やはりマクロタクマーはマクロ撮影に特化した感じで、0.125倍すなわち1/8倍くらいから真価を発揮するように作られています。少し寄らないと上手く写ってくれない感じで、遠景や中景は標準レンズに任せて、マクロ撮影を行う被写体を探したほうが無難に撮影できます。同じマクロタクマー100mmF4は、マクロ域以外ではボケ味が薄くなって二線ボケが出やすくなりますから、同じ様にマクロ域に特化していると考えています。

その点現代のマイクロニッコールはフローティング機構を搭載していますので、すべての領域で抜群の性能を発揮します。マクロ撮影を頻繁に行うのであれば、マクロタクマーに執着しなくとも良好な結果を得ることが出来ますから、お勧めのレンズといえば現代のマクロレンズとなります。どちらのレンズも絞込みによって解像度が上がりますので、F8位は絞り込んでおくことが必要です。

被写体を限定できれば、使い易くて結果も流石は一眼レフカメラという結果になります。コンパクト・ディジタルカメラのマクロモードよりも遥かに満足できる結果が得られますので、撮影行の後は大満足ということになります。ほぼ1倍くらいまでの撮影が出来るマクロタクマーですが、あまり倍率を欲張ってしまうと被写体ブレが凄く気になってしまいます。程々の倍率で背景ボケを柔らかく、そして被写体を浮き上がらせるように撮影することが得意であるレンズです。

休日は雨の雰囲気が一転して晴れ間の覗く好天になりましたので、近くの花を撮影しようと出かけます。先週は咲いていなかったしゃらの花も今では満開、咲き始めた紫式部の花もついでに記録に収めます。休日の撮影行はチャンス到来の雰囲気になりました。

それでは、先月末に撮影した写真から掲載します。


SMC Macro Takumar 50mmF4
撮影データ:1/125sec F8 ISO100
やっと撮影できたしゃらの花です。花びらの一部分がピンク色になっており、とても清楚な感じに仕上がっています。
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