あるいて・みつける

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ディジタルで黒白撮影

2016-11-08 09:00:55 | いろいろあります
ディジタルカメラでモノトーン撮影となると、黒と白のトーンがあまり出てこなくて、やはりフィルムということになり、少し面白くありません。現像ソフトウエアで色々調整はするのですが、少し無理があるみたいでフィルムのような深みのあるトーンは得にくいといった感じです。

それならば、という感じでコンパクト・ディジタルカメラを持ち出してきます。コンパクト・ディジタルカメラは、フジフィルム製のカメラを多く所有しています。最近では安価に購入できるコンパクト・ディジタルカメラが少なくなって、以前のようにカメラ屋さんの福袋に入っていることも少なくなりました。

フィルムメーカのディジタルカメラは、安価な製品でも売られているフィルムの写りを再現したモードを持っています。これが強みな訳で、フジカラーやフジクローム、そしてネオパンの写りを再現する様になっています。写した印象では結構再現している訳で、フィルムメーカ以外のカメラとは一線を画す画を出力してくれます。

流石フジフィルムさんな訳で、昔からのフィルムユーザを喜ばせるような仕掛け作りに余念がありません。フィルムを創っている所が最強のカメラを提供できるという事であろうと思います。カメラ屋さんと談笑していても、Xシリーズの販売は昔からのフィルム・ユーザさんを中心に多いとの事でした。

撮影を行ってみると、ディジタル機ですからトーンの幅は狭いのですが、それでも限られたトーン域の中でかっちりとまとめた画作りとなります。つぶれずに、飛ばずに微妙な雰囲気でトーンを再現してくれます。そして、少しノイズも加味された感じでフィルムの持っている力強い描写を再現しています。ディジタルカメラの高感度性能が飛躍的に良くなった代わりに、ノイズの少ないのっぺりとした画像になりがちなのですが、ノイズを敢えて残している味付けは好感が持てます。

流石に現代風の抜けの良い画像テイストになっていますので、撮影時に1~2EV程暗くして撮影を行います。白が強いフジフィルムさんですが、少し控えめに写すことで暗部のトーンがはっきりと描写されて満足できるトーンに仕上がります。結果的には撮影後の現像ソフトウエアで補正の必要がほとんど無いくらいに仕上がります。

リーズナブルな価格のコンパクト・ディジタルカメラがここまで善戦するとは思いませんでしたので、少し得をした気分です。世の中カメラといえばカラーが普通になりましたので、黒白モノトーンの世界はある意味芸術の要素も加わって、安価な自分で愉しめる雰囲気からニッチな芸術の世界へ移行した感があります。その中でこの様な愉しみを提供してくれるフジフィルムさんに感謝です。

それでは、先月末に撮影した写真から掲載します。


Fujifilm AV250 Fujinon5.7~17.1mmF2.9~5.2
撮影データ:1/180sec F2.9 ISO100
玄関先のしゅうめいぎくが花を咲かせています。なだらかな諧調描写は流石フィルムメーカのディジタルカメラです。
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