あるいて・みつける

歩く速さで見つけたものを、記録に残していきます。ゆっくりと歩けば、いろいろなものが見えてきます。

Nikkor-H Auto 50mmF2(Nikon F)

2017-04-25 17:21:21 | ニッコールレンズ
春の花は手が届きにくい木の梢や、足元に小さく咲いているものが多くて、望遠レンズやマクロレンズが重宝するのですが、桜が咲く頃になると花の大きさもそれなりに大きくなってきて、且つ群れて咲くようになりますから標準レンズの出番になってきます。広角レンズでは小さく写ってしまうし、望遠レンズでは一部分しか写せない。この様な時に標準レンズが一番手頃に写せます。

標準レンズにも思い入れがあって、F2タイプの入門機についていたレンズが、一番撮影時のストレスが少なくて、お気楽スナップ撮影時に主に使うという感じです。このため、F1.8付近の普及型レンズやF1.4の大口径レンズもあるのですが、F2タイプの標準レンズが色々のメーカでそろっているという感じになります。

何しろ、少し暗めといってもF2の明るさですし、F1.8クラスの普及品レンズをもう少しシェイプアップしたレンズですから、絞り開放からある程度の解像度を持っているレンズがほとんどです。初心者の方がうっかりと絞り開放で撮影しても、そこそこ被写界深度と解像感を稼げるように作ってありますから、まず失敗がありません。

昔は高くて手が出せなかったニコンFですが、フォトミックファインダーを付けない限りはフル・マニュアルのカメラですから、中古品はかなりお手頃な価格で手に入ります。また、ディジタルに変えたのでと譲り受けるのもこのカメラだったりしますので、ありがたい時代になったと思っています。Ai改造前のレンズはニコンDf以外は使えませんので、このような感じになるのは仕方が無いことかもしれません。

ペンタックスさんのほうは、アサヒフレックス時代からのレンズが、マウント・アダプターを重ねることによって現代のディジタル一眼レフ・カメラに取り付けられるようになっています。源流尊重の考え方が生きている訳で、各社の50mmF2レンズが使い放題な感じになっています。このニッコールHオート50mmF2も、ニコンFにしか取り付かないので、多少寂しい感じもしますが、今でもAi改造を行ってくれる所があればと探しています。

さくらの花が咲きましたので、ベルビアを使おうという感じになりましたが、オールド・ニッコールは発色も豊かな個性的レンズです。新しいニッコールは優等生的な写りになるのですが、発色の点では少し大人しい感じでオールド・ニッコールの個性的なところが欲しくなります。ベルビアとのコンビを組ませることによって、どのような発色を見せてくれるか、期待感が一杯になります。

昼からの晴れ間を見計らって、さくらの花や次々に咲いていく草花を撮影します。35mmフィルムといっても、中判ネガフィルムと同じ様なきめの細かさを見せてくれるポジフィルムですから、しっかりとぶれが無い様にカメラをホールドして撮影します。つかの間の春のひと時は桜のボリューム感に圧倒されて過ぎていきました。

それでは、今月初めに撮影した写真から掲載します。


Nikon F Nikkor-H Auto 50mmF2
撮影データ:1/125sec F8 Fujichrome Velvia100
桜の季節に咲くのがこぶしの花で、風の吹く季節でもありますから大きなこぶしの花は風で大揺れ、少しぶれてしまいましたが、春を代表する花です。
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