全国学力テストに思う
全国学力テストは平成19年に43年ぶりに再開されたが鳩山政権は支持母体の日教組の反対を受けて経費削減という錦の御旗で抽出式に縮小したと思う。
しかし今回のテストには抽出された10000校の他14000校が参加した。関係者の関心というか意欲の大きさを物語る。過去に好成績だった秋田県など11県が全校参加の100%だったし逆に成績が悪かった高知県も100%だった。 しかし、校数の多い愛知県や神奈川県の参加が少なく30%を切ったのが目立った。結局県別の抽出率に何故か15ー57%の幅があったし、自主参加を含めても25ー100%と大きな差があった。
元来全国一律参加で学力を検証しそのデータを各自治体で活用したり国として教育のありかたを検討する意義があったと思うので県別ばらばらな抽出式では正確性に疑問がある。
もし経費削減だけをねらう抽出化なら2-3年に一回にしてでも全員参加の方が目的に適うと思う。一方日教組の主張する競争からの回避がホンネならそれは教育思想としておかしい。
何故なら教育界にも一般社会常識として競争があって当然だからだ。
全国学力テストは平成19年に43年ぶりに再開されたが鳩山政権は支持母体の日教組の反対を受けて経費削減という錦の御旗で抽出式に縮小したと思う。
しかし今回のテストには抽出された10000校の他14000校が参加した。関係者の関心というか意欲の大きさを物語る。過去に好成績だった秋田県など11県が全校参加の100%だったし逆に成績が悪かった高知県も100%だった。 しかし、校数の多い愛知県や神奈川県の参加が少なく30%を切ったのが目立った。結局県別の抽出率に何故か15ー57%の幅があったし、自主参加を含めても25ー100%と大きな差があった。
元来全国一律参加で学力を検証しそのデータを各自治体で活用したり国として教育のありかたを検討する意義があったと思うので県別ばらばらな抽出式では正確性に疑問がある。
もし経費削減だけをねらう抽出化なら2-3年に一回にしてでも全員参加の方が目的に適うと思う。一方日教組の主張する競争からの回避がホンネならそれは教育思想としておかしい。
何故なら教育界にも一般社会常識として競争があって当然だからだ。