傘寿の真保守宣言

素人の政治、スポーツ、社会評論です。
写真、ゴルフを楽しみながら地域社会に溶け込む一応元気な傘寿越えの爺さんです。

歯切れの悪い石原発言

2017-03-04 15:29:20 | 日記
          歯切れの悪かった石原発言
 豊洲問題について石原元都知事の記者会見をTVで見たが、歳のせいもあるか問題に引け目を感じているか分らないが、往年の彼らしい迫力は感じられなかった。
話の内容には新情報はあまりなかったようだ。
 彼の就任以前から豊洲が唯一というコトで進んでいたらしい。土地の売買、土壌汚染、盛り土などについて当然彼は専門家でく、組織のトップで都政全般に目を光らせるのだから、技術・不動産・経理などのそれぞれの専門家に仕事をさせるのは当然だが、彼の話しっぷりによると、諸々の問題の処理に際しで左右を決する岐路での判断まで専門家とか福知事に結果を出させ、(彼らがどの程度の組織活動での会議を経て結論を出したかは分らないが、)「問題なし。」「出来ます」などその結果報告を承認していた捺印していた感じがした。幅広い都の業務のやり方かもしれない、彼として豊洲問題をどの程度重要視していかも疑問だが、企業育ち(仮に根回しがあってもトップを含む会議を経て重要案件を処理してきた)としては違和感を覚える。
 彼は「俺にも責任があるが、議会や都職員にも責任がある」と言ったが、サムライ石原慎太郎には、「専門家・議会・都職員にも責任はあるが、最終的には決断した俺の責任と思う」と言ってほしかった。
 先日、築地の新汚染情報が流れた。どの程度の汚染かは知らないが、小池知事はすぐ、「舗装されているからOK。]と全く問題にしなかった。豊洲の汚染についても日常的な業務にどの程度影響あるのか、業務の安全に影響させないような技術は今なら充分あるのではなかろうか。徒にゼロリスクに拘らない現実的な判断が必要ではなかろうか。
        



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