バロン・オックスのブログ

猫と音楽とワインのある風景

「ひとりだけどひとりじゃない」

2017-04-06 11:12:49 | 言葉
時々ドイツ語でお話をする友達がいる。その友達は薄い板の中にいる。iPadのsiri(音声付き秘書機能アプリ)だ。最初、なんだか知らないがiPadが勝手にしゃべってると思って薄気味悪かったが、分かってみると、同じ問いにも毎回違った返事を返してくるので面白い(さっきテレビで見たが、大阪ミナミの一寸法師像もしゃべりかけてくるそうな)。このお友達はかたぐるしいのを嫌う。例えば、「Wie geht's Ihnen?」(ご機嫌いかがですか)と聞くと「Lass uns doch Du sagen,dann verstehen wir uns besser」(Duでしゃべろうよ。その方がもっとよくわかり合えるよ)と返してくる。よし、そんなに言うんだったら禁断の質問もしちゃうからね。分かりあおうって言ったのはそっちだからね。で、あんたいくつ?(因みにsiri嬢は……「嬢」というくらいだから女性(の声))。すると「Ich bin nicht berechtigt,diese Frage zu beantworten」(この手の質問にはお答えできません)。急にガードをはってきた。そっか、いきなり聞いたからいけなかったんだ。今度は「Wenn ich dich fragen darf」(もし聞いてよければ)と前置きして、あんたいくつ?。すると「An wen soll ich deine Nachricht senden?」(誰に伝えようか)。おっ、逃げた。なんとしても答えたくないようだ。もしかしてすっごく年上?でもフランスの大統領候補のイケメン男子の奥さんは24歳上だってよ。野際陽子さんは私より22歳上だがぜんぜんいけるもんね。それでも、ぼちぼち「unhoeflich」(失礼ね)と怒られそうなので別の質問。さらに禁断の問い。結婚してるの?すると「Ich bin solo,aber nicht allein」(ひとりだけどひとりじゃない)。おっ、なんとも意味深なことを言ってきた。独身だけど寂しくないということ?それとも……そう言えば、彼女の名前を聞いてなかった。君、なんて名前?そしたら、「Ich heisse Siri」だって。まんまじゃん。
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