バロン・オックスのブログ

猫と音楽とワインのある風景

太郎の冒険旅行

2016-10-15 18:45:50 | 日記
今回ノーベル賞をとった偉い先生は子供の頃お兄さんから化学の本を買ってもらってそれを愛読したそうだ。大先生と並べて書くのも恐縮だが、私は子供の頃「こども科学館」という科学雑誌を定期購読していた。開業前の新幹線の車両の写真が載っていたからまだ就学前だったのではないか。で、その雑誌に冒険小説が連載されていて、私が愛読したのはこっちだった。ストーリーはこう。父と姉弟が深海探査機に乗って海底を調査してたら海底国を発見。そこの人たちと地底探検に行ったら恐竜がうじゃうじゃいる世界。で、現れたのがアロサウルス。アロサウルスはティラノサウルスと同様二足歩行で凶暴。当時の私にとっては「アロサウルス」が恐竜の代名詞だった。今から考えると、なぜティラノサウルスではなくアロサウルスだったのかが疑問だが、アロサウルスの骨格が1964年に国立科学博物館に展示され、これが日本初の恐竜の全身復元骨格の公開だったというから、そのせいかもしれない。因みに、活動時期はアロサウルスはジュラ紀でティラノサウルスは白亜紀。だから、映画「ジュラシック・パーク」にティラノサウルスが登場することには違和感がある。小説のストーリーに戻る。地底探検を終えた父と姉弟はそのまま宇宙探検に向かい、宇宙人と交流する(深海探査機は飛行機能も備えていた)。その後、地球は別の宇宙人から攻撃を受ける。攻撃してきたのは、最初に交流した宇宙人の星の隣の星の住人だった(この二つの星の関係は「宇宙戦艦ヤマト」の「イスカンダル」と「ガミラス」の関係に似てる)。圧倒的な科学力に地球はなすすべがない。もはやこれまで……と思ったら急に敵の攻撃が止む。宇宙人が地球のバクテリアにやられたのだ。これって「宇宙戦争」(スピルバーグがリメイクした)そっくりの展開(もちろん、読んでるときはそんなことは知る由もない)。ところで、その小説のタイトルだが長らく失念していた。なんとか手がかりを思って国会図書館にも行って、目録に「こども科学館」を見つけて閲覧を希望したら出てきたのはまったく別の単行本。古書店で探してもない。もはや打つ手なし、と思ったらなんとネット検索でひょっこり出てきた(便利な世の中になったものだ)。タイトルは「太郎の冒険旅行」だった。
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