拝島正子のブログ

をとこもすなるぶろぐといふものを、をんなもしてみむとてするなり

母<泥酔した私

2016-10-24 17:44:35 | 日記
母から「先月病院行くのをさぼったため薬が切れてしまったのでもらってきてくれ」と連絡が入る。本人が来なければ薬は処方できないというので母にそう言うと「足がつらい」。じゃあタクシーを呼べというと「呼び方が分からない」。これはトレーニングせにゃと思い、母んとこに行って私の見てる前でタクシーを呼ばせる。私が呼んでしまったらトレーニングにならないから。しかし、あまりトレーニングをきつくすると「お母さん(一人称)、頭変になっちゃった」と言い出すのでほどほどに。この「変になっちゃった」は、欧米のご婦人がパニクッて失神するのと同じ原理だと思う。フィガロの恋女房のスザンナも都合が悪くなると失神する(で、伯爵に胸を触られると起きる)。さて、そうやって病院に行ったら、先月ちゃんと来てて薬も処方されているとのこと。捨てちゃったか余分に飲んじゃったかのようだ。で、今度は間違わないようにと一包ごと日付を書いてくれた(親切!)。それにしても母ときたら、1分前のことは忘れるし、財布は落とすし……いやいや人のことを言ってられない。私も「お財布落としてた。言ったこと忘れて同じことしゃべってた」と言われた。母=泥酔した私……いや、母<泥酔した私かも。

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