バロン・オックスのブログ

猫と音楽とワインのある風景

「細かいこと」≠「小さなこと」

2017-07-27 08:49:32 | 日記
国会の閉会中審査で「看過ならぬ」ことがあった。某党の質問者の質問に対して担当大臣が「そういう『細かいこと』を総理に聞いても無理だと思う」と言って自ら答弁したのだが、これに対して質問者が急に怒り出す。ものすごい剣幕で「今、○○大臣、『看過ならぬ』ことをおっしゃいましたね。そんな『小さなこと』ってどうことだよ。言ったよ今。そんな小さなことは総理が答弁することじゃないって。われわれが調べてきたことに対してそうゆう失礼なことを言うのはおかしな話じゃないか。失礼だよ。いいから。もうあなたは答弁結構だ。時間の無駄だ。時間の無駄だから出てくんな」。着席しても憤懣やるかたないようで「ふざけんな」とつぶやく。抜粋すると私の主観が入るので(テレビ局がやってることと同じになっちゃうので)、長文だが全部掲載。この後、この党の理事さんが他党の理事を委員長席に呼んでごちょごちょ(この理事さんがこうやって議事を止める光景はもうおなじみ)。で、議長が大臣に答弁に気をつけるようにと注意。これが事の顛末なのだが、おかしい。大臣は「細かいこと」と言ったのを質問者は「小さいこと」にすり替えている。両者の意味は全然違う。「小さいこと」は「とるに足らぬこと」で、たしかにそう言われたんだったら質問者が怒ってしかるべきだろう。しかし「細かいこと」は文字通り細部を言うのであって、どうでもいいことでは決してない。しかし、専門部署でなければ分からない(不動産登記法に対する不動産登記規則のような感じ)。だから担当者が代わりに説明するというのは私にはちっとも不自然ではなかった。なのに質問者はなぜあのように怒鳴りちらしたのだろうか?この人の頭の中では「小さいこと」と「細かいこと」の違いなど「小さいこと」なのだろうか(ご自身で「小さいこととはなんだ」とおっしゃっておきながら)。それとも単に聞き違えたのだろうか。聞き違いであんなに国会で怒鳴りまくっちゃいかん。しかも委員長に大臣に注意までさせたんだから(この委員長もちゃんと聞いてなかったんだろうか)。この質問者さんは、討論番組でも温和にお話をされる方なのにどうしちゃったんだろう。ホントは激情家でそれが出た?それとも存在感を示すためにわざと切れてみせた?ところで、この質問者さんは、討論番組で相手を論破するときよく「すみません」とおっしゃる。この方に限らず、相手を論破する際、多くの人が「すみません」と言う。私はこれにはすごく違和感を抱く。「すみません」って言ったら自分が間違っていたってことでしょ。でも、そういうつもりはさらさらなくて、えへへ、これからあなたをやっつけるよ、痛い思いをさせてごめんね、ってことだと、ものすごく相手を見下している感じがしていやなのだ。最初の話に戻る。テレビは質問者さんが「出てくんな」と怒鳴ったところだけ放送(相変わらず)。だが、ネットでは結構多くの人が「細かいこと」が「小さいこと」にすり替えられたことに気づいていて発言をしている。ネットも捨てたものじゃない(問題もあるが)。
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