バロン・オックスのブログ

猫と音楽とワインのある風景

グリュミオーとハスキルのベートーヴェン

2016-10-18 07:03:38 | 音楽
楽曲のタイトルにくっついてる「○長調」「○短調」って、あまり曲全体のイメージを表さない。「運命」だって「ハ短調」というけれど、ハ短調なのは第1楽章と第3楽章だけ。最後は華々しいハ長調で終わる。クロイツェル(ヴァイオリン・ソナタ第9番)なんか出だしは題名が表すとおりイ長調だが数小節でイ短調になる(でも終楽章はイ長調だから全然合ってなくもない)。クロイツェルと言えば、最初に買ったレコードはグリュミオーとハスキルのコンビの演奏だった。「春」(第5番)とのカップリングだった。「春」のレコードはそれより前、学校経由で定期購読した音楽雑誌の付録だった。音楽の先生が定期購読を生徒に奨めるとき「国内演奏家による最高峰の演奏ばかり」と太鼓判をおしたこともあって購読していたが、「春」の演奏はリズムがぐちゃぐちゃで、この曲のホントの姿が知りたいと思って買ったのがさっきのレコードだった。千円(当時の廉価版の価格)で買える演奏はこれだけだったが「ぐちゃぐちゃ」だった部分はきっちりすっきりで「がってん」。だが、当時の私には、グリュミオーとハスキル(温厚×2)の演奏が優しすぎて少し物足りないと思ったのもたしかだ。最近、この組合せによるベートーヴェンの全集CDを大人買い。それを聴く前にアップル・ミュージックが聴けるようになり、もっぱらそっちで。今聴くと、このコンビいい。第10番なんか特に。
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